まんがタイムスペシャル 2017年6月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
クリスマス会、エノのターン!
マキがヤンに、プレゼントを渡す場面をのぞいていたエノとスズ。
そこで「次は先輩の番ですねっ」と笑顔でプレッシャーをかけるスズ、さすが(^^;
リコの方はうまくいったのか気にする2人でしたが、リコとナギの様子から
何かを察していたのは笑! まあ、リコが逃げちゃいましたからね。
そんなこんなで、次はエノのターン。
はたして、プレゼントをハルくんに渡すことはできるのか?
それが進展となるのかどうか、気になる所でありました。
カラオケにて・・・
南中女子と仲良くなるエノ。
でしたが、女子たちの関心はハルくんとエノさんの関係。
好意的に仲を取り持とうとする姿勢が感じられて、心強い味方を得た気分ですね。
演劇では、ハルくんだけでなく、女子陣への誉め言葉もあったようで、
なぜ南中生徒会のことを知っていたのかと、女子たちは不思議に思っている様子。
その疑問にエノは、ハルくんからのメールで知ったこと、内容が誉め言葉だったこと
を告げていましたが、それを嬉しそうに話しているのが微笑ましく感じられます。
なぜ嬉しそうなのかと問われて、ハルくんの誉め言葉が正しかったからと答え、
それが「周りをちゃんと見て正しく評価してた」=「いい会長だった」からだと、
続けていたのは、納得感ありましたね。
ハルくんに対する正当な評価の根拠を感じられたことに、喜びを感じるエノ。
そんな彼女に女子陣が、あたたかい態度で接していたのは、安心できる空気感でした。
さらに、女子陣にもプレゼントを用意していたエノは、気配りの達人と言いますか、
元は会長だっただけのことはあると、感じさせます。
こうした所から人と人との信頼関係は生まれるわけで、南中の女子陣も
エノの“人徳”に触れて感化されていたのが、楽しかったですよ!
「エノちゃん」呼び、いただきました~。
女子陣がエノをべた褒め、ハルくんの言っていた通りだともてはやし、
ハルくんを会話に巻き込んでいます。
そこで、「エノちゃんがすごいんだよ!」などと言い出すハルくんに笑!
女子陣につられたとはいえ、「エノちゃん」なんて愛称呼び、面白すぎでした。
エノも顔を真っ赤にして、照れているのが初々しい。
なれなれしい呼び方を謝罪するハルくんに、「エノちゃんでいい・・・です」と、
照れながら述べるエノの可愛らしいこと。
さらに、エノに対する誉め言葉が続き、嬉しさでオーバーヒートしそうでしたけど、
会長職を退くハルくんにとって、もうエノとのメールは必要ないものになると
話題が移ったところで不穏な気配・・・
でしたけど、女子陣が気を利かせて、2人きりになるよう仕向けています。
これで突っ込んだ話ができるようになったものの、ハルくんは相変わらず
自己評価の低さからネガティブさを発揮していて、不安が高まりましたが・・・?
エノ、爆発!
後ろ向きな姿勢のハルくんに、エノがいつものように叱咤を浴びせています。
このあたりが2人の噛み合う所であり、ナイスコンビな部分ですよね。
ハルくんのネガティブな言葉を否定するように、自分の想いをぶつけるエノ。
この際「私を変な風に決めつけて(メールを)やめる言い訳にしないでよ」と
言っていたのには、ハッとさせられました。
エノは優しいから、自分からの迷惑なメールにも応えてくれた。
彼女に迷惑だろうからメールはやめなければならない、というハルくんの考えは、
エノの意思を確かめないまま、自分の中だけで答えを出しているものですから。
そんな風に指摘され、力強く“説教”されたハルくんは、むしろそのことが嬉しそう。
何だかんだで丸く収まりつつ、どさくさにプレゼントも渡されていたのは面白かった。
などなど、いつも通りな2人ではありましたけど、切れそうになったつながりを
何とかつなぎとめたことは、大きな収穫だったのではないかと思えます。
こうしたことの繰り返しが、2人の仲を深めてゆくのでしょうね・・・
なんて感じつつ、今後も楽しみです!