五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月の恋愛ラボ

2017年04月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2017年6月号より
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 

 クリスマス会、エノのターン!

 マキがヤンに、プレゼントを渡す場面をのぞいていたエノとスズ。
 そこで「次は先輩の番ですねっ」と笑顔でプレッシャーをかけるスズ、さすが(^^;

 リコの方はうまくいったのか気にする2人でしたが、リコとナギの様子から
 何かを察していたのは笑! まあ、リコが逃げちゃいましたからね。

 そんなこんなで、次はエノのターン。
 はたして、プレゼントをハルくんに渡すことはできるのか?
 それが進展となるのかどうか、気になる所でありました。

 

 

  

 カラオケにて・・・

 南中女子と仲良くなるエノ。
 でしたが、女子たちの関心はハルくんとエノさんの関係。
 好意的に仲を取り持とうとする姿勢が感じられて、心強い味方を得た気分ですね。

 演劇では、ハルくんだけでなく、女子陣への誉め言葉もあったようで、
 なぜ南中生徒会のことを知っていたのかと、女子たちは不思議に思っている様子。

 その疑問にエノは、ハルくんからのメールで知ったこと、内容が誉め言葉だったこと
 を告げていましたが、それを嬉しそうに話しているのが微笑ましく感じられます。

 なぜ嬉しそうなのかと問われて、ハルくんの誉め言葉が正しかったからと答え、
 それが「周りをちゃんと見て正しく評価してた」=「いい会長だった」からだと、
 続けていたのは、納得感ありましたね。

 ハルくんに対する正当な評価の根拠を感じられたことに、喜びを感じるエノ。
 そんな彼女に女子陣が、あたたかい態度で接していたのは、安心できる空気感でした。

 さらに、女子陣にもプレゼントを用意していたエノは、気配りの達人と言いますか、
 元は会長だっただけのことはあると、感じさせます。

 こうした所から人と人との信頼関係は生まれるわけで、南中の女子陣も
 エノの“人徳”に触れて感化されていたのが、楽しかったですよ!

 

 

  

 「エノちゃん」呼び、いただきました~。

 女子陣がエノをべた褒め、ハルくんの言っていた通りだともてはやし、
 ハルくんを会話に巻き込んでいます。

 そこで、「エノちゃんがすごいんだよ!」などと言い出すハルくんに笑!
 女子陣につられたとはいえ、「エノちゃん」なんて愛称呼び、面白すぎでした。

 エノも顔を真っ赤にして、照れているのが初々しい。
 なれなれしい呼び方を謝罪するハルくんに、「エノちゃんでいい・・・です」と、
 照れながら述べるエノの可愛らしいこと。

 さらに、エノに対する誉め言葉が続き、嬉しさでオーバーヒートしそうでしたけど、
 会長職を退くハルくんにとって、もうエノとのメールは必要ないものになると
 話題が移ったところで不穏な気配・・・

 でしたけど、女子陣が気を利かせて、2人きりになるよう仕向けています。
 これで突っ込んだ話ができるようになったものの、ハルくんは相変わらず
 自己評価の低さからネガティブさを発揮していて、不安が高まりましたが・・・?

 

 

 

 エノ、爆発!

 後ろ向きな姿勢のハルくんに、エノがいつものように叱咤を浴びせています。
 このあたりが2人の噛み合う所であり、ナイスコンビな部分ですよね。

 ハルくんのネガティブな言葉を否定するように、自分の想いをぶつけるエノ。
 この際「私を変な風に決めつけて(メールを)やめる言い訳にしないでよ」と
 言っていたのには、ハッとさせられました。

 エノは優しいから、自分からの迷惑なメールにも応えてくれた。
 彼女に迷惑だろうからメールはやめなければならない、というハルくんの考えは、
 エノの意思を確かめないまま、自分の中だけで答えを出しているものですから。

 そんな風に指摘され、力強く“説教”されたハルくんは、むしろそのことが嬉しそう。
 何だかんだで丸く収まりつつ、どさくさにプレゼントも渡されていたのは面白かった。

 などなど、いつも通りな2人ではありましたけど、切れそうになったつながりを
 何とかつなぎとめたことは、大きな収穫だったのではないかと思えます。

 こうしたことの繰り返しが、2人の仲を深めてゆくのでしょうね・・・
 なんて感じつつ、今後も楽しみです!

 

◆ まんがタイムスペシャル 感想

 


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