2017年6月号
今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
表紙は、旅行リコ!
「恋愛運UP!パワースポット巡り」なんてことが書いてある本に笑!
他、めぐみさんと青木くんたち、小桜さんも旅の途中みたいですね。
今月の「同じ趣味を持つ者同士で賞」は、『まちがいだらけの恋愛道場』!
今回、芝さんに運命の相手が・・・?
取引先の男性が、オタク趣味だと判明したことで、急展開!
同じ趣味の相手ということで、もしかして?と期待が高まりました。
彼のことを聞かれて、「彼は三日目、私は二日目」と答える芝さんには笑!
つまり同じオタク趣味であっても、ジャンル違いということで話が合わない。
そこは、マイナス要因になってしまうみたいですね。
ただ、それでも様々な部分で、付き合うのがラクであるらしく、
2人で会うこともあったり、共通の話題を持つことができたりと、
順調な様子がいつもと違った雰囲気で面白かった。
まさに順風満帆・・・と思いきや、同じ趣味・共通の話題だからこその問題が
浮上してきていたのは、わかるわかるといった感じで大笑いでありました。
ラスト、マサスケくんたちに、わかりやすく自分の立場を例える内容が
的確過ぎたのも愉快でしたし、同じ趣味だからこそ難しいこともあるのだな~
と、感じさせられちゃいましたね。
【今月のピックアップ!】
●可愛い上司を困らせたい (タチバナロク 先生)
憧れの上司・永井部長と食事をするめぐみさん・・・
オトナな雰囲気で、良い感じでありますが、話題が恋の話に及ぶと、
めぐみさんの反応が、いちいち可愛らしくて楽しかったですね。
青木くんのことがあるものの、恋についてはムキになって否定したり、
色恋沙汰とは無縁と言われてムッとしたり、永井部長に魅力的だと言われて照れたり、
わかりやすい所が面白かった。
そこへ、青木くんの携帯から連絡が入って、永井部長との食事を中断するめぐみさん。
永井部長は、めぐみさんの恋愛がらみだと気づいていたようで、なかなか鋭い。
女性に対してよからぬ噂もありましたけど、紳士的に見えますね。
そして、青木くんのいる居酒屋へ向かっためぐみさんでしたが、
そこにいたのは詩織さんで、自己紹介と称して「元カノ」とか言っていて笑!
まあ、すぐに「冗談」と述べていましたけど(^^;
そこから、めぐみさんと詩織さんの会話となり、話題は青木くんのことに。
詩織さんは、めぐみさんが永井部長と食事に行ったのはヤキモチを煽るためと
考えていたようですけど、めぐみさんは天然ですからね、そんなことできない。
このあたり、めぐみさんの人柄が出ていて、むしろ微笑ましく感じられたかも。
また、詩織さんの語る「恋をすると不安になる」という話は、とても納得感ありました。
この話が、めぐみさんにどう響いたのか。
ラストの詩織さんのセリフと共に、何かしら感じるものがあったでしょうし、
青木くんとの関係が深まるきっかけになるかも? なんて考えつつ、今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●できれば俺が腕枕 (黒麦はぢめ 先生)
眠ってばかりの女性と、先輩くんと・・・
【主な登場人物】
・國枝 : 毎日12時間以上寝ないとダメな女性。
・木曽 : 國枝さんの先輩で交際相手。
寝てばかりの國枝さんと、彼女の世話を焼く木曽先輩。
そんな2人のやりとりが面白おかしく描かれる4コマ作品です。
國枝さんの寝顔を眺めて至福にゆるむ木曽先輩ですが、彼女が起きると厳格に(^^;
「俺が優しいのは寝てる時だけだからな」と凄んでいるのが愉快でした。
とはいえ、一緒にTVで映画を観ている最中、國枝さんが寝てしまっても文句を言わず、
この機会にと家事をしてくれたり、そこに行き届いた気遣いがあったりと、
けっこう甘やかしているので、面白い関係になっています。
寝なければまともに生活できない女性と、一見厳しいけど実は甘やかしな男性の物語。
2人の生活風景をも少し眺めていたいので、つづきに期待したい所です!
●お届けします。 (あいづみぴろ 先生)
魔法少女・・・と思いきや?
【主な登場人物】
・田中ミサキ : 社会人(28)。 魔法少女プリティ☆モモコが好き。
・なっちゃん : おもちゃ屋さんの社長の娘さん。
おもちゃ屋さんで働くミサキさんは、魔法少女のコスプレ姿でノリノリ。
そんな彼女のお仕事風景に、魔法少女コスプレが映える4コマ作品です。
といっても、普段の仕事では普通の恰好をしているミサキさん。
なっちゃんから「コスプレ遊びもほどほどにしなさいよ?」とたしなめられつつ、
休憩時間にコスプレして個人撮影していたのが可笑しかったり。
そんな中、娘の誕生日プレゼントを期日までに届けてほしいという注文があるも、
トラブルにより、間に合わないかもという状況に・・・
そこからのミサキさんの頑張りが、心強く微笑ましく、コスプレと相まって楽しく、
繰り広げられたのが良いお話になっていましたね。
子供の夢を守った“魔法少女”が素敵でありましたし、こうしたやさしさのある物語を
もっと読んでみたいということもありますし、つづきに期待です!
【その他】
●笑って!外村さん (水森みなも 先生)
外村さん、三雲くんとデートの巻・・・
といっても、デートと思っているのは三雲くんだけ(^^;
一緒に水族館に行きますが、デートという雰囲気ではない・・・ものの、
2人でいる空間は、割とそれっぽさを醸し出していて、楽しげでしたね。
手をつなぎたかった三雲くんが、迷子にならないようにと手をとられたり、
食事の際、外村さんから口をぬぐわれて悶えたり、そんな様子が面白かった。
また、外村さんが怖いにもかかわらず、それだけじゃないものを感じる三雲くん。
などなど、なかなか良い感じの“デート”になっていたのが、素敵でしたよ。
●穂積くんは猫に勝てない (ほしな 先生)
倉木さん、天岩戸に閉じこもるの巻。
穂積くんの行動が原因で、部屋に閉じこもってしまった倉木さん。
そんな中、鍋パーティするというので、何とか倉木さんを外に出そうとしますが・・・
なんて話でしたけど、初対面の住人・久間井千晃さん(声の小さい小説家)と
茂木司さん(運動系な女子高生)も登場して、にぎやかになってきましたね。
そして、天岩戸を開け放ったのは、やはり穂積くんだったのも楽しかったです。
●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生)
GW、浜松のお祭り!
仕事で浜松まで来たりん子さんと雲春くんでしたが、そこで浜松の祭について
熱く語られていたのが面白かった(´▽`;) 祭は見て楽しむか、一緒に騒いでナンボか。
しかし、浜松っ子のことを「ハマっ子」と呼ぶのは知らなかったですね。
あと、井伊直虎がらみで井伊家の話をしてましたが、井伊家=彦根のイメージには笑!
雲春くんも思わずツッコミを入れるほど、家康との執着の違いが可笑しかった。
それにしても、雲春くんのことをりん子母は、良物件と思っているようで興味深い。
●私の装備はぬののふく (黒丸恭介 先生)
珍しく、翔子さんがお冠。
先輩の藤守さんから、明さんと付き合っているのかと聞かれる翔子さん。
当然「ないですよ~」と否定してますけど、そこで話を聞いていた明さんが、
ゲーム好きをけなすようなことを言ってしまったため、翔子さん、怒ってしまいます。
髪の手入れで文句をつけられたことから、髪の毛をきちんとすべく藤守さんがお手伝い。
その様子が興味深く楽しかったのはもちろん、明さんの方も、翔子さんに歩み寄るべく、
苦手なゲームに触れていたのが、好感を持ててよかったですね~。
●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生)
男友達というものは・・・
ラウールさんに男友達はいるのか、なんて話題になって、フワロさんたちを「友達」と
述べるラウールさんでしたけど、意地悪されていたのは愉快! アーサーさんまで(^^;
でも、アーサーさんは歩み寄っていて、この2人で公民館のサークルに参加したり、
何だかんだと交流していたのは楽しかったですね、アーサーさんの友達には笑ったけども。
「友達って意識してなるもんじゃないしね」というのは、その通りですよねえ。