2017年6月号
表紙は、旅する山下さん!
旅行カバンに荷物を詰め込んで、笑顔いっぱい新シーズン。
らいかさんも、小森さんも、それぞれの旅といった趣あります。
今月の「地方アニメ事情で賞」は、『カントリー少女は都会をめざす!?』より、木戸さん!
今回、新メンバー登場で盛り上がってます。
みなさんがアニメの話題を、八重さんと大河さんに振った所、割り込む人が!
それが、クラスメイトの木戸さんで、どうも話題にしていたアニメについて、
モノ申したいことがあるようでしたが・・・
木戸さんによると、同じ地域だからといって同じアニメが観れるとは限らない
とのことで、電波の届き具合で、観れる者と観れない者に分かれてしまうのだとか。
このあたりの地方事情の話には、へ~となりました。
なので、ネット配信までネタバレ厳禁を、みなさんに課していたのは、笑!
しかし木戸さん、アニメ好きでみなさんと話が合うし、都会への憧れで八重さんと
手を握り合うし、大河さんには興味を持たれるしと、面白いキャラクター。
彼女の登場で、さらに楽しくなりそうですね!
【5月6日、コミックス1巻・発売!】
●スズちゃんでしょ! (辻灯子 先生)
姪っ子を溺愛するアラサー女性のお話。
鈴奈さんは和裁士をしているアラサー女性。
彼女は、弟の娘・梨乃ちゃんを猫かわいがりしていて、姪っ子のためなら
食費を削ってでも貢ぐほど。 そんな彼女の姪っ子ラブな日常を描く4コマ作品です。
今回は、梨乃ちゃんが来るというので、洗濯掃除などをすませようとするスズさん。
でしたが、庭の草が生え放題で、途方に暮れていたのは可笑しかった。
それはともかく、やって来た梨乃ちゃんが何やらご機嫌斜めな様子で、
その理由が、下着の上下がおそろいではなく「ダサい」と思っているから、
というのは美意識高い女子っぽく、スズさんをおののかせていたのは愉快でした。
そして、梨乃ちゃんを預かって、2人で色々しながらすごす様子が楽しい。
早朝、梨乃ちゃんが寝ている頃に庭に生えていた草とりをしようとしたスズさんを、
梨乃ちゃんが見つけて手伝ってくれていたのは、良い姪御さんだと感じます。
また、スズさんの用意した下着の上下がそろっていなかったものの、
反応が薄かったのも、スズさんの考える通り、大人の真似だったのかもと思えて、
子供の相手をする難しさが伝わってきた気がします。
などなど、梨乃ちゃんを預かったスズさんのお話でしたけど、
ラスト、草とりをするスズさんの真似をしていた梨乃ちゃんが面白かわいかったな~
と感じつつ、今後も楽しみです!
【今月のピックアップ!】
●脳内フェスタ (松永みやこ 先生)
今回も、面白ネタ色々・・・
【サプライズ】カノジョさんの誕生日に、サプライズをするカレシくん。
でも、サプライズが嫌いだというカノジョさん、その気持ちを分かってもらおうと
サプライズ返しをしていたものの、サプライズとは別物で、カレシくんがお気の毒(^^;
【呼び方】スチュワーデスさんに憧れていた母上に、今はその呼び方は使われておらず、
別の呼び方があると、息子さんがいくつか列挙していましたが、「CA」という文字に
シーエー以外の言葉を当てはめていた母上に大笑いでした!
【脈あり?】ファストフードで、店員さんを見ながら「彼、脈ありよね」と言う女性。
友人女性も「絶対あるわね」と同意していましたが、同意の理由が医者視点のものだった
のは愉快でしたね(´▽`;)
【パワースポット】パワースポットの画像をスマホの壁紙にすると運気が上がる。
なんて話に乗っかってみたものの、ナルシーさんには負担な様子で笑!
でも【パワーアップ?】では、力がみなぎっていて面白かったものの、別の面で弊害が
起きていたのはスマホらしくて、妙な納得感ありましたね。
そんなこんなで、今後も楽しみです!
【その他】
●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)
今回は、終わりを感じる患者さん・・・
といっても、入社や中学入学していきなり入院したため、復帰後の生活を思うと辛い
なんて感じでしたが、桃山さんの看護でだいぶ毒気を抜かれていたのは楽しかった。
しかし、中学生の児玉くんは、医者志望で志が高いものの、斜に構えた所があって、
冷笑的でしたが、景山先生の一言で、そちら方面に引っ張られていたのは愉快でした!
「ダメだくだらないって決めつけるともう見えなくなる」 まさに、その通りですよね。
●らいか・デイズ (むんこ 先生)
鷗さんのブログが炎上!?
自撮り写真を載せたりしていたようですが、人気アイドルをディスったとかで、
滲み出る本音をブログ読者に読み取られた様子(^^;
そんなことがありつつ、悠美さんが自分をモデルにした魔女っ子マンガの格好で
歌ったりもしてましたけど、鷗さんのようなタイプよりも、初々しい悠美さんのような
タイプがウケるという話には、わかるわかるといった趣がありました。
でも、ブログ炎上しても大して堪えていない鷗さんのたくましさも、得難いものですよね。
●きっと愛され女子になる! (瀬戸口みづき 先生)
今回、志摩さんの弟・玲一くん登場!
頭が良くて料理男子という、姉とは異なるタイプのようで、さゆりさんに挨拶に来ています。
姉が迷惑をかけていないか気にするなど、イイ人ではありそうでしたが、自分をハイスペック
とか言っちゃう所は、ナルシスト入ってそうで面白かった(^^;
そして、弟くんから志摩さんが苦労してきたことを聞かされ、彼女に対する印象を変えつつ、
関係を深めてゆきそうな雰囲気になっていたのは、よかったですね~。
にしても、さゆり母の「結婚に意味なんか求めたら一生結婚できない」の言葉は重かった。
●北斎のむすめ。 (松阪 先生)
足抜けを決行する吉野さん・・・
周囲の遊女たちと、お栄さんの協力を得て、計画的に脱走を図る様子が面白かった。
重大事でありながらも、コミカルに描かれる足抜け劇は、周到に迅速に進行し、
ついに相手の男のもとへたどり着きますが・・・
なんてお話でしたけど、相手の男・佐吉さんの姿を見て、何かしら考えた吉野さん。
自分が泥をかぶりながら、彼のことを立てようとしていたのが、切なかったですね。
そして、お栄さんの絵にも変化がありつつも、吉野さんの持っていた“あの絵”が、
今のお栄さんからは遠くにあることを感じさせるラストに、しみじみでした。
●歌詠みもみじ (オオトリキノト 先生)
父の思う娘の結婚・・・
父上が、もみじさんの結婚式を想像しただけで、涙を流していたのは笑!
ですけど、世の父親というものは、そうした傾向があるのでしょうかね。
結婚相手は自分が決めるだの、娘を横取りされる気持ちを語るだの、父上が愉快(^^;
そんな父上も、「孫」という言葉には心を揺さぶられていて可笑しかった。
でも「孫欲しい」からの川柳が、父の本音過ぎて、何とも言えない所でしたね。
そして、ベスト川柳は、先生に焦点を当てて結婚のタイミングを詠った歌でした(ぇ
【新人まんが展】
・極楽みるくプリン (桜深雪 先生)
お好み焼き屋の店員さんは・・・
【主な登場人物】
・知 : お好み焼き屋「こってり」の息子さん。 店員さんに振り回される日々。
・仁司 : 外見は女性なれど男性、ニューハーフ。 みるくちゃんと呼ばれている。
・健太 : 仁司くんに同じくニューハーフ。
お好み焼き屋の店員2人はニューハーフで、知くんは彼らに振り回され気味。
そんな様子が面白おかしく描かれる4コマ作品です。
母親が亡くなって、父上を含め男ばかりになってしまったお店というのが、何とも(^^;
看板娘ならぬ看板ニューハーフなので、髭のそり残しだの胸パッドのズレだの、
起きてしまう所が可笑しかったり。
たまに「男」が顔を見せるあたりも面白かったですし、どのような日々を過ごすのか、
見てみたい気もしますので、つづきに期待です!