2018年3月号
表紙は、猫とホッと一息、山下さん!
猫を肩にのせて、癒し効果抜群でしょうか。
他、らいかさんと小森さんが猫コスプレ、ぱるは猫又で猫尽くし!
メイさんはビールで一息・・・かな?
今月の「それを言っちゃあ・・・で賞」は、『ゆとりの町長』!
今回、ポスター撮影をするゆとりさんでしたが・・・
そんな中、ポスターに載せるキャッチフレーズを考えるものの、
面白いこと言っちゃダメということで、思案した結果、出てきた言葉が
「面白き こともなき世を 面白く・・・」という高杉晋作の辞世の句(^^;
この言葉自体は、なかなか粋だと感じるのですが、
「それ言いたがる人って、たいてい面白くないよねー」の一言で笑!
まあ、下の句まで含めて意味を分かっていれば、かまわないのですけど、
やたらとアグレッシブに語られるとキツイ・・・
高杉晋作自身が、どのような気持ちでこの句を詠んだのかはわかりませんが、
別の人が詠んだ下の句を含める意味合いだと、落ち着いた気分の方がふさわしく、
あまりイケイケのイメージはないのですよね。
【2月7日、コミックス6巻・発売!】
●小森さんは断れない! (クール教信者 先生)
温水プール回!
春休みの終わりに、プールへやって来た小森さんたち。
寒い中、プールに入りたがるめぐみさんのため・・・ではなく、
めぐみ母の知り合いであるデザイナーさんの求めで、協力することに。
スクール水着風のデザインを作りたい所が、何とも言えないのですけど、
実際に着て動いている姿を見たいということで、若い人が求められたと・・・
なのに、めぐみ母が着ているのは、何かの間違いなのでしょうか(^^;
いや、私はそーゆーの好きですけどね(ぇ
そんなわけで、スク水ざんまいの今回でしたけど、
めぐみ母とデザイナーさんで、スク水のデザインについて語り合う場面は熱かった。
スクール水着って奥が深いんですねえ(しみじみ)
それはともかく、プールでやりたい放題というか、やりたい放屁なめぐみさんに笑!
さすがに、ひんしゅく買ってましたが・・・
などなど、スクール水着でプール回でありましたが、
気になるのは、デザイナーさんが皆に「将来」のことを聞いた後の小森さんの反応。
彼女の進路問題がこれからの課題かな? などと考えつつ、今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●委員長の愛はちょっとおかしい (もすこ 先生)
不良っぽい男子と、優等生っぽい女子のお話。
【主な登場人物】
・九条美里 : 委員長。 佐渡くんに近づくも、何だか様子がおかしい・・・?
・佐渡 : 不良っぽい男子。 九条さんに振り回され気味。
中学の時、1人で30人を病院送りにしたと噂の佐渡くん。
そんな彼に、委員長の九条さんが話しかけてきて、その冷めたまなざしを褒めたり、
邪険にされて興奮したりと、様子がおかしくて愉快な内容になっています。
佐渡くんに責められると興奮してしまう九条さんには、ドM疑惑が(^^;
疑惑を払拭しようとして、彼にどつくよう言ったり、自ら椅子になろうとしたり、
やたらと興奮し始める九条さんが、もはやヤバい人で面白すぎでした。
そんなこんなで、わけのわからない佐渡くんが、混乱していて可笑しかった。
普段の委員長はクールらしく、様子がおかしくなるのは佐渡くんの前でだけ。
そこに彼女の可愛らしさが隠れているのも、なかなか魅力的に感じられましたね。
などなど、ちょっと怖めの男子と、様子のおかしな女子のやりとりが楽しい作品。
九条さんのキャラクターに面白味を感じますので、つづきに期待です!
【最終回!】
●花ノ森そらいろフィルム (大河内ゆき 先生)
写真部が廃部の危機を迎えての最終回!
いたるさんが部室に入ろうとした所、扉が開かず、さらに部長と副部長が別れたため
写真部は廃部になったと言われ、驚いて2人を捜すことになりますが・・・
さっそく副部長を見つけたものの、普通に服を着ている彼に、廃部のことよりも
「なんで服着てるんですか!?」とか聞いちゃういたるさんが可笑しかった!
その後、1人で部活を続けようとするいたるさんでしたけど、
変人2人がいなくなったことで人を増やせると考えていたのは、けっこうヒドイ(^^;
まあ、2人の影響が強すぎて、部員は増えませんでしたが。
それでも、1人で部活をするいたるさん。
けれど、写真を撮影するたび、2人のことを思い出してしまうのは、
写真部に2人が必要だと実感しているからなのでしょうね。
そんなわけで、2人を引き戻すために頑張るいたるさんが、けなげでよかった。
何だかんだで写真が好きなので、いたるさんのアイデアで元の鞘に収まる所が、
この2人らしかったかも。
そして、いつも通りの写真部が戻って来ての最終回。
いたるさんの存在は、2人から無視されること多いですけど、
最後に部を存続させたのは、彼女のおかげでしたから、やはり主人公・・・なのかな?
本作は、いたるさんを中心に据えながらも、真白さんと敦士くんの2人が、
人目もはばからず、過剰にイチャつく様子が面白おかしな4コマ作品でしたね。
なので、2人の個性とやりとりの方に目が行ってしまいがちでしたけど、
いたるさんもツッコミ役として、作品を引き締めていたように感じます。
これにて、おしまいではありますが、楽しませていただきましたー!
【その他】
●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)
2月7日、コミックス31巻・発売! そんな今回、お薬や健康法あれこれ。
薬は苦い方が効くと考える患者さんですが、改良されて飲みやすくなっている
という説明に「それは邪道」だと言っていて笑! いや、笑い事じゃないけども。
熊谷さんは聞き捨てならぬと言いますが、根拠はなくとも無害であれば、
安心というニーズの問題だとも納得していて、なかなか面白い所でしたね。
ただ、エビデンス(科学的根拠)の問題は重要で、そのあたりは気を付けたいかも。
●らいか・デイズ (むんこ 先生)
悠美さんを狙うストーカーが・・・?
何やら尾行されていると感じた悠美さんが逃げ出すと、どうも追ってきているらしく、
偶然に会った紺太先生に助けられて、犯人確保! でしたが、犯人は女の子?
といった感じに、悠美さんのストーカー少女の出現が興味深かった今回ですけど、
陽子さんの言葉が、少女の行き過ぎた心情にやさしく釘を刺していたのが見事でした。
それにしても、実は“元凶”だった陽子さんが悪びれもしない所は、愉快!
●きっと愛され女子になる! (瀬戸口みづき 先生)
バレンタイン、手作りか否かで、志摩さんとスミレさんが衝突!?
手作り派の志摩さんに対して、自分は男に尽くさない主義だから作らないスミレさん。
しかし彼女には、かつて男性に手ひどくフラれた過去があり、それが原因なのだとか。
このあたり意外でしたが、何でも尽くしていたら「お母さん」にされたというのは、
何となくわかってしまう気がして辛いですねえ・・・彼女の笑顔が素敵だっただけに。
しかし、志摩さんのお相手、ついに「八反」さんまで来ましたが、どこまで行くんだろ。
●ここから風林火山 (柳原満月 先生)
諏訪大明神が、高遠軍に占拠されるの巻。
武田に身を寄せる諏訪姫は取り乱すものの、すべては山本勘助の策。
まさに「大人汚い」を体現するような、見事までの卑劣さで高遠を逆賊にするのは愉快!
自分が滅ぼした諏訪氏を持ち上げ、高遠の方を怨敵に仕立て上げる流れに、脱帽ですね。
まあ、武田家って後にだいぶ恨まれていたようですし、こーゆーのが原因なのでしょう。
それでも現時点で効果的な策であることに違いなく、対高遠に士気も上がって重畳です。
●予行恋習カノジョ (アジイチ 先生)
晃二くんが、後夜祭のダンスパーティに高野さんを誘うため、ダッシュ!
恋香さんは不安になりますが、1人残された時の表情が切なくて、たまりませんね。
しかし、勇気を振り絞ったものの、高野さん側の事情で踊れなかった晃二くんに、
予行練習と称して一緒に踊ることができた恋香さんの嬉しそうな顔は、よかった・・・
のですが、そんな2人を窓から見つめる早川くんと、そんな彼の表情を見てしまった
高野さん、それぞれの心情やいかに? と気になってしまう内容でしたね。