2018年4月号
表紙は、ホワイトデーな山下さん!
お返しもらって、満面のにんまり笑顔が彼女らしい。
他、竹田くんもらいかさんに、大谷くんも小森さんに、お返しを用意!
しかし、こちらでも来月号に最終回を迎える作品が多い・・・
まあ、2誌ほど休刊になるらしいので、そちらの作品が他誌に移って来る
ということなのでしょうね。
今月の「愛ゆえに人は争わねばならぬで賞」は、『歌詠みもみじ』!
今回、クラスで猫派と犬派の抗争勃発!?
犬は散歩しなきゃいけないから苦手と言われれば、猫なんて自分勝手だと反論。
そして、中立派にまで猫か犬かの選択を迫るなど、カゲキな空気が漂い始めます。
まあ、千恵さんは犬猫双方を飼っているようで、それが平和でありますよね。
つまり、優等生的回答でつまらないかもしれませんが、どちらも良いということで。
それにしても、もみじさんが「ペンギン派」を名乗っていたのは笑いました゚(*゚´∀`゚)゚
さらに、同じ派閥内であっても、うちの子一番という争いが始まったり、
収拾がつかなくなりそうでしたけど、最後は子猫・子犬の可愛さを認め合うことで、
和解の道が切り拓けていたのはよかった・・・
とはいえ、両者の争いは根深く、愛ゆえの争いがいかに難儀であるかを見せつけられた気分。
人とは、愛ゆえに争わねばならぬ運命なのかもしれませんね。(しみじみまとめた感じ)
【今月のピックアップ!】
●きっと愛され女子になる! (瀬戸口みづき 先生)
ついに志摩さん、運命の人に出会えた・・・!?
そろそろ9人目ですからねえ、名前のネタも尽き始めるでしょうし。(そこかよ)
桜の咲き始めた頃、志摩さんが見つけた運命の人は、九重くん。
これまでと違って、お店のお客ではなく、中学の同級生だとか。
これで、スミレさんにとられる心配はありませんが、この九重くん、
「旅をしながら詩を書いてる」人で、翔さんは「逃げなよ今すぐ」と助言してて笑!
しかし、九重くんは志摩さんのケシズミ料理も、美味しいと食べてしまう悪食系男子。
これでは、志摩さんがイチコロになってもやむなし・・・いつものことだけど。
ただ、そうなると志摩さんが料理を習う理由がなくなるということでは?
と、翔さんが言ったものだから、さゆりさんがスネてしまいましたけど、
でも、自分はまだまだだからと、焦ったように返事をする志摩さんがよかったですね。
玲一くんや美園さんのオムライスもよかったですが、志摩さんがオムライスを作る際、
さゆりさんのメモを頼りにしつつ、励ましの言葉を見て、笑顔になっていたのも、
微笑ましい所でありました。
などなど、志摩さんの新たな運命の人出現に、さゆりさんとの関係が気になる今回。
結局、志摩さんはさゆりさんに料理を教えてもらうのが楽しいようで、関係は続きそう。
同時に、さゆりさんも楽しんでいるとわかるラストが、素敵でしたね~。
それにしても、九重くんは今までの男性陣と違って、長続きするのでしょうか?
志摩さんの特別な人になり得るのかどうか気にしつつ・・・今後も楽しみです!
【最終回!】
●どす恋!りきしー女 (銅代きいろ 先生)
女子相撲部を描く物語も・・・ 最終回!
最後は、5年後の部員たちの姿が描かれています。
久しぶりに学校の女子相撲部を訪れたのは、ターニャさんと千代田さん。
部員たちからは「伝説の初期メンバー」として知られていて、面白い所です。
ターニャさんは現在、パリでモデルをしているらしく、大人気。
千代田さんは、メキシコでプロレスしながら修行とのことで、マイナー(^^;
でも、成長した勝くんが見違えていて、交換日記始めようとしていたのは笑!
そして次にやって来たのが、北見先生。
旧姓とのことで、息子の光司くんと一緒に来ているのがよかった。
結婚、できたんですねえ・・・しみじみ(ォィ
と、ここでターニャさんと千代田さんが、時間がないと慌てて飛び出していき、
何やら会場に入りたいのにチケットがないという状況に・・・
そこで助け舟を出してくれたのが、懐かしいメンツだったのも楽しかったですし、
何より、会場が盛り上がる中、注目されていたのが加奈子さんだったことは、
来るべきところまで来たんだな~と、感慨深いものを感じずにはいられませんでした。
本作は、相撲に興味のなかった加奈子さんが、片想いの相手であるマネージャーの
大野くんを目当てに入部して、相撲はしたくないけど頑張った結果、晴れ舞台での
雄姿を見せつけてくれたというのが、たまらなく良いのですよ。
あの加奈子さんが、こんなに立派になって・・・
もちろん、ターニャさんも千代田さんも、そして北見先生も、皆それぞれ
素敵な今を生きていることに、感激もひとしお。
などなど、5年後のそれぞれの姿を拝めた最終回。
女子相撲という競技への興味を惹かれつつ、コミカルな日常風景が描かれた本作品。
これにて完結・・・ 楽しませていただきましたー!
【その他】
●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)
ヤスじいが進める、病院周りのグルメスポット!
病院は疲れるから何か楽しみを見つけないと、と述べるヤスじいの言葉には納得です。
そんな中、患者さんたちに親しまれている「プラタナス」というお店が閉店する
なんて話が出て、ちょっとした騒ぎになりましたが、店主の加藤さんが入院中で、
その話題を知った際、自分の店が多くの人に好かれていたことに、元気をもらって
癒されていたのはよかった。 気分を上げてゆくことって、大事ですよね。
●らいか・デイズ (むんこ 先生)
ひな祭りに、マッキー母が久々の帰国&ひな人形のお土産で、マッキー大喜び!
しかし、母に対して【嬉しい恨み節】をぶつけていたのは大笑いでした(´▽`;)
その後、学校ではそれぞれのおひな様に関する話が語られていて面白かった。
まなみさんは大きい物を買ってもらうためゴネて地獄を見たり、悠美さんは
着せ替え人形にしたかったけど無理と知って絶望したりと、愉快でありました。
そして、マッキー母のちらし寿司が、母心を感じさせて楽しかったですね。
●小森さんは断れない! (クール教信者 先生)
高校2年生になった小森さんたち、文系理系を選択しなくてはならず・・・
小森さんは、どちらを選ぶか悩みまくりでしたけど、めぐみさんは文系、
まさ子さんが理系を、それぞれ小森さんに推していたのは面白かった。
しかし、なかなか決められず、成績では理系なものの、適性は文系とのことで、
文系を選択したものの、それでも悩み続けていたのが真面目というか何と言うか。
ただ、能力が高く、自由度が幅広いからこそ悩むという点には、納得でしたね。
●予行恋習カノジョ (アジイチ 先生)
早川くんのバンドライブの誘いに、高野さんが及び腰の理由は・・・?
さらに、恋香さんを避けている風でもあり、早川くんの話題が出ると、
恋香さんに辛辣な言葉を投げたりするのは、彼女らしくない態度で気になる所。
でしたけど、早川くんが恋香さんを好きかもしれないと知ったから、でしょうね。
その嫉妬が恋香さんとの関係に溝を作り、それが今度は恋香さんと晃二くんの関係に
影響を及ぼす展開になっていたのは、不穏でありました。 これは晃二くんが悪い!
●北斎のむすめ。 (松阪 先生)
吉原炎上・・・ということで、遊女たちが大ピンチ!
高尾さんの水芸が助けになっていたのは笑いましたが、状況は切迫していて危険。
でしたけど、冷静な高尾さんの誘導で、避難できてよかった・・・と思いきや、
揚巻さんが建物の中に残っていて、彼女の居場所を知るため、高尾さんが声を出し、
救助へ向かっていたのが驚きでした。 これまで沈黙してきた彼女の声は特別すぎて。
そして、お栄さんはこんな時の絵の無力さにうなだれ、高尾さんにも危険が迫り、
気になる展開へ・・・ 一体どうなってしまうのか!?
【まんがタイムオリジナル 新人まんが展】
・アクロポリス学園 (WIND 先生)
ちょっと変わった学園風景。
学園のミモザクラスで、「室長」となったシリウスさん。
自己紹介をしてますが、生徒らしき女子さんは、名前を思いっきり間違えたり、
人の話を聞かなかったりする所が、可笑しな空気を作っています。
全体像がよくわからないものの、キャラクターに面白味があるとの寸評で、
そのあたりに注目でしょうか。
私は、独特の絵柄から醸し出される風変わりな雰囲気に魅力を感じます。
なので、つづきに期待ですね!