五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイム 感想①

2013年12月08日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2014年1月号

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 表紙は、クリスマス!

 課長さんはもちろん、まりあさんや牡丹さんもサンタクロース姿です。

 けれど、ゲストのカツ代さんは、雪だるまなのが面白い!

 

 

 今月の「漢で賞」は、『天子様が来る!』より、アニキィ~!

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 いきなり「サンタなんていない」と、夢の無いことを大声で叫ぶアニキ。

 ま~た困ったことやってるのかな~・・・なんて思っていたら、

 ユキジ様に対して漢気をみせている場面で、珍しく舎弟さんも感激するクリスマス。

 いや~イイですね、アニキがカッコよかった!

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

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 今回、スペシャルなクリスマス!

 当直はやっぱり榊先生・・・なのですが、今年のクリスマスはコンサートを開催!?

 しょっぺー学芸会にならぬよう、自分が仕切ると、やる気満々な榊先生がさすが。

 そんな中、モテがテーマになっているお話でした。

 

 榊先生が任されたのは、スカウト!

 コンサートの出演者ということで、音楽に堪能なメンバーを選ぶことになるのですが、

 ピアノ=赤坂先生、フルート=熊谷さん、ギター=服部くんという人選が、面白いですね~。

 とくに、ギターの服部くんというのは、もうそのまんまというか、イメージ通りというか(^^;

 彼のモテ秘訣を知りたがる榊先生の気持ちも、わからんではありませんよ。

 

 しかも、この3人を選んだ理由にも、思わず納得。

 なるほど、そんな狙いがあったのか~と、榊先生の人を見る目の確かさに感服でした。

 そこで、「かくし芸」的なものがモテ要素だと感じる榊先生ですけども、

 そーゆーのなら榊先生、たくさん持ってそうですよねえ。

 

 それに何より、人望という意味でのモテ・レベルは、相当高いと思いますよ!

 最後、そんなことを感じさせてくれる患者さんたちの反応が、微笑ましかった~。

 などなど、愉快なクリスマスを演出した榊先生。

 こーゆー風に、病院内の空気をよくする姿勢って、素敵ですよね。

 なんて思いつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●ぽちゃぽちゃ水泳部 (遠山えま 先生)

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 ある日、起きたら・・・?

 まんがタイムファミリーから出張ゲスト・・・ですが、いつもと何かが違う!?

 朝起きると、体が軽くなっていることに気づくカツ代さん。

 なんと、おなかの肉がなくなって、やせていたー!

 

 と始まる今回、やせてしまったカツ代さんの「やせ生活」満喫エピソードとなっていました。

 やせた体だと、姿勢が楽だったり、地味な喜びを感じているのが面白い(^^;

 まあ、すぐにやせた「原因」に思い当たっていましたけど、

 それでも「やせ生活」を楽しもうとするカツ代さん、なかなかポジティブ。

 

 太っている人を、客観的に見つめるカツ代さんの心の声も楽しかった!

 けど、彼女の“アイデンティティー”を気づかせてくれたのが、

 けんちゃんだったことは、ちょっと意味深だったかも。

 あと、やせたカツ代さんはもちろん、他の皆の変わりようもユニークでしたねえ。

 そんな感じで、今後も注目の作品です!

 

 

 

【今月のピックアップ!その2】

●ゆとりノベライズ (渡辺伊織 先生)

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 祝・アニメ化! ・・・作中作品ですけども。

 里美先生の『鋼鉄のセイレーン』がアニメ化ということで、

 リアルタイム視聴をしようと集まったゆとりさんたちでしたが・・・?

 

 さっそくお祝いムードで、お酒が入ったためか、話が弾む弾む。

 アニメ原作者の苦労もけっこうなものらしく、相当いそがしかったようですねえ。

 ゆとりさんの新しい仕事の話から、サクマ君の話につながったり、話が盛り上がります。

 彼とゆとりさんの関係を気にする里美先生、可愛い(^^;

 

 さらに話は、ゆとりさんの家族との関係にうつるのですが、

 これは興味深いといいますか、色々tと考えてしまう内容でしたね。

 「作家になる」と、娘なり息子なりが言い出した場合、

 親としての反応はやめさせたい方向へ行ってしまうのも、やむなしな気がします。

 

 けれど、それはたいていの場合、子を心配してのこと。

 ゆとりさんの父上も、彼女の本名・町村由香里を使って、

 うまいこと言っているのは笑いましたが、娘を想う心は本物で、

 そんな所に沁みるものを感じることができました。

 

 それゆえに、思わず漏れ出るゆとりさんの心情。

 そして、彼女を受け止める里美さん。

 などなど、作家になることと家族との関係の話は、

 興味深いだけでなく、心に響くエピソードでありました。

 「作家」の心を垣間見れた気がしますね・・・ もちろん今後も、楽しみです!

 

 

②へつづきます。

 


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