五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきららミラク 感想①

2012年12月16日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2013年2月号

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 表紙は、『夜森の国のソラニ』のソラニが、新年スタイル(?)

 蛇さんがミョーに良い味出してます(´▽`;)

 

 

 今月の「おもしろカッコよかったで賞」は、『柳暗花明』より、花さん!

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 再びゲスト登場。 エスパー少女を中心に、百合百合な想いが錯綜する本作品。

 エスパー柳さんの親友で、女好きかつモテモテな花さんですが、今回も大活躍でした。

 まさかの幽霊相手に怖気づきもせず立ち向かうのはもちろん、最後のオチが見事すぎ(^^;

 今月号では他にも、『城下町のダンデライオン』の葵さんや『Lisa Step!』のマリーさんなど、

 賞候補のキャラクターさんが多かったですね。 いずれの人も、目立って楽しかったです。

 

 

 

【12月26日、コミックス1巻発売!】

●くじらジュブナイル (群青ピズ 先生)

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 パラレルワールドからやって来た少年を、気にしてしまう少女のお話。

 本当は少女趣味なのに、見栄を張って自分を偽り過ごしている枝里菜さん。

 そこへ幼なじみの歩くんが転校してきて、“本当の自分”を知ってくれている彼に、

 しだいに惹かれてゆきますが・・・ と始まった4コマ物語。

 

 しかし歩くんは、じつは枝里菜さんの知っている彼ではなく、

 パラレルワールドでの歩くんというから驚き!

 しかも向こうの世界では、向こうの枝里菜さんと付き合っていたとかいないとか?

 さらに、こちらの世界の歩くん(まぎらわしいので架と改名)も登場して、

 何やら穏やかならぬ展開となっております。

 

 今回は、枝里菜さんに対して、歩くんとの関係をやたらとつつく、親友・玲奈さん。

 枝里菜さんをオトナっぽいと思っている彼女にしてみたら、

 いじれる材料が出来て喜んでいるのかもね(^◇^;)

 歩くんにも、枝里菜さんとの関係を深めるように仕向けているし、楽しんでますな~。

 

 そんな玲奈さんでしたが、ここで架くんから重大な話を持ちかけれて、

 パラレル話の輪の中へ組み込まれそうな気配・・・

 というか、パラレルの話ふられて、あっさり納得しちゃうあたり、どーなの?

 と思わないでもなかったり(;´∀`) 少しは不審がれよぅ。

 しかし、オルハさんの口から語られた「時間制限」は気になりますし、

 コミックス1巻が12月26発売とのことで、ますます今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●夢色シンパシー (かるは 先生)

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 3回連続ゲスト! 友達少ない少女の見る不思議な夢は・・・

 篠原媛さん、夢から覚めての起床。

 彼女、中学・高校時代は地味なタイプで友達が少なかったとか。

 そこで大学デビューで、友達作りにはげもうと張り切っていますが・・・ と始まる物語。

 

 何やらドジッ娘で、放っておけない媛さん。

 入学式当日に、東城なおさんと百瀬春弥さんと

 それぞれ別々にぶつかって知り合いになるという、奇妙な縁で友達に。

 気さくななおさんと、気づかいできて優しい春弥さん。

 喜びのあまり、2人を自分の家へ招待する媛さんでしたが・・・

 

 なんて展開で、3人の交流が楽しいお話。

 ところが、ここに「夢」という要素が加わることで、一味違った面白さが見えてきそうです。

 3回連続ゲストの1回目ということで、登場人物の出会いと紹介といった内容でしたが、

 最後に不思議な「夢」の話がでてきて、これがなかなか興味を引かれるものになってます。

 媛さんの天然良い子っぽい性格ともども、今後を期待させてくれますね。 楽しみです!

 

 

 

●おふとんランデブー (むうりあん 先生)

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 「お泊り部」の活動を描いた4コマ作品。

 転入してきたばかりのかなえさん。

 彼女が友達をつくりたいと思い、設立したのが「お泊り部」!

 小糸さん、あずみさん、さかきさんの部員3人とともに、まったりすごす姿が楽しいお話。

 

 何でしょうね、私にはとても読みやすい作品でした。

 基本的には、お泊りしている少女たちが可愛らしく騒いだり、

 百合百合した雰囲気を楽しむ内容かと思いますが、

 個々のキャラクターが楽しくて、スラスラと読んじゃいましたね~。

 

 病弱で体力のない小糸さん、その幼なじみで小糸さんに対して過保護なあずみさん、

 そして、言動が面白おかしいさかきさんと、それぞれ良い感じでやりとりしてます。

 部長・かなえさんを中心に、可愛い少女たちの仲良しな雰囲気も心地よいですし、

 パジャマ姿で外出してしまうシーンなどにも笑ったり、読みやすくて面白い作品でした。

 「読みやすい」というのは、かなり嬉しい要素なもので、つづきに期待ですね!

 

 

 

●青空 (原作:石見夕 先生/作画:よしだひでゆき 先生)

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 青空荘に住む個性的な人々を描いた4コマ作品。

 七海さんが目を覚まして窓を開けると、そこには変な格好の青年が・・・

 と始まるお話は、青空荘を舞台に、ちょっと変わった住人たちが登場するコメディです。

 

 はじめに顔を合わせたのが、吉良〇影・・・ ではなくて、大卓太陽くん。

 オタク趣味でコスプレしているようですが、性格的にちょっと関わりたくないタイプですね(ォィ

 次に七海さんの部屋へ押しかけてきたのは、フウコさん。

 二日酔いらしいけど、そこへ彼女を連れ戻しに友人?涼子さんがやって来て・・・

 

 なんて感じに、七海さんが遭遇する、可笑しな住人たちが描かれたお話。

 日本人らしいけど、褐色で外国の人っぽいメアさんや、

 いかにも管理人っぽい(けど可愛いぞ!)管理人さんが、良い味出してましたね~。

 また、七海さんの友人・淋子さんと京子さんも、“犬猿”の仲で面白かった!

 あと、目立たないけど平田さんという方もいるようで・・・

 今回は住人達の顔見せ的な内容でしたけど、つづきあるのでしょうかね? 楽しみです!

 

 

 

【最終回!】

●Seed (双三ヒロ 先生)

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 コミックス全1巻は、2月27日発売!

 変わり果てた地球と、月世界でくりひろげられてきた物語も、完結!

 前回、月世界で起きたとんでもない事故により、とんでもない展開に・・・

 

 地球でも異変を察知したのか、キョウさんたちも現場へ向かいますが、

 そこにいたのは謎のロボ! ・・・そして、月世界の住人たち。

 ということで、地球と月世界の住人達が遭遇しての最終回。

 静女さんやキリィさんが、地球で暮らすことになってのシメは、

 大きな出来事で世界が変容した後でも、変わらぬ日々がつづいてゆくことを感じさせる、

 ゆったりとした空気に満ちていましたね・・・ と言っても、地球は相変わらずですが(´▽`;)

 

 などなど、地球と月という2つの世界で、くりひろげられてきた物語。

 最後は2つの世界が“融合”しましたが、どちらの世界もそれぞれ面白さがあり、

 そこに生きる人々の暮らしが、テンポ良い躍動感とともに楽しく描かれていたのが、

 好感触な作品でありました。 楽しませていただきました!

 

 

②へつづきます。

 


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