2017年5月号
表紙は、アニメ放映中『うらら迷路帖』より、千矢&臣!
もう、仲良しっぷりは盤石といった雰囲気ですね。
今月号には、特別付録のかけかえクリアカバーも付いてます。
今月の「アイドル総選挙で賞」は、『ななつ神オンリー!』!
今回、水着姿を披露する毘沙門天さん・・・
ですが、それはどうでもよくて(ォィ、恵比寿さんの釣りイベントが楽しかったですね。
恵比寿さんが人間界ですごすことの多い理由など、しみじみするものがありましたし、
大黒天さんの可愛い所も見れましたし。
そんなこんなではありますが、今月のミラクWEBにて、七福神総選挙が開催されてます!
とりあえず私は、主人公の布袋さんに入れておきましたが、あわよくば弁財天さんと
大黒天さんにも入れたいですね・・・ あ、もちろん他の面々も。
(水着姿まで見せた毘沙門天さんをスルーする姿勢)
【特別読切】
●mono (あfろ 先生)
写真を撮る少女たち。
【主な登場人物】
・雨宮さつき : 写真に興味なかったものの、憧れの先輩目当てで写真部へ。
・牧之原先輩 : さつきさんが憧れる先輩。 卒業して引退。
・霧山 : さつきさん大好き少女。 写真に興味なかったものの(以下略)
・秋山春乃 : さつきさんが落札したカメラの持ち主。 詐欺師・・・?
写真に興味なかった少女さつきさんが、憧れの牧之原先輩を目当てに写真部に入部。
そこで、先輩を被写体にした写真ばかり撮影してましたが、先輩の卒業・引退後、
抜け殻のようになってしまい・・・ と始まるお話。
さつきさんと霧山さんの2人になってしまった写真部でしたが、
その後、霧山さんの叱咤により、デジカメを買うことになったさつきさん。
ところが、ネットで落札した所、カメラが届けられず、出品者の家まで行くことに・・・
なんて感じの内容でしたが、写真そのものに興味もを持たなかった少女たちが、
珍しいカメラを手に入れて、撮影の面白さに触れていたのが好感触でしたね。
360° パノラマカメラでの撮影シーンは、一気に世界が広がるような開放感があって、
がぜん撮影の魅力が感じられ、ググッと引き込まれる感覚でした。
あfろ先生は、久方ぶりのご登場ですが、作風がだいぶ“柔らかくなった”印象で、
意識的に変えてきているのでしょうかね。 無論、それでも面白いから、さすがです。
なので、特別読切とはもったいない。 ぜひとも、つづきを~!
【ゲスト作品】
●甘雲ダイアリー (セキバラ 先生)
雨に降られて、出逢った少女は・・・
【主な登場人物】
・優汐 : 本好き少女。 怖がり。
・傘の少女 : 雨降りに現れた不思議な少女。
・お姉ちゃん : 優汐さんの姉。 妹好き。
晴天の中、お目当ての本を買って家へ帰ろうとする優汐さん。
しかし、突然の雨に降られ、本だけでも守ろうと困っていると・・・
と始まるお話で、そこへ現れた傘をもつ少女に助けられ、送ってもらうことに。
なぜ、見も知らぬ自分を傘に入れて、なおかつ家まで送ってくれるのか?
と気にする優汐さんでしたが、少女の屈託ない笑顔に触れて、しだいに打ち解けます。
桜雨を眺めるシーンなど、雨の中の美しさを感じさせる所に、
雨=憂鬱というイメージを覆す面白さがありますね。
雨のことがわかる不思議な少女のミステリアスさに興味をひかれつつ、
お姉さんの妹好きなども愉快でしたし、連続ゲストとのことで、期待です!
●まちとびカルテット (市倉とかげ 先生)
花の「大江戸」、町火消!
【主な登場人物】
・奏 : 「大江戸」へやって来た少女。
・桐 : まちとび、火を閉じ込める。 本業・船頭。
・セト : まちとび、破壊専門。 本業・びいどろ職人。
・まつり : まちとび、まとい持ち。 本業・ふとん屋。
・藤 : まちとび隊長。
・椿 : まちとび副隊長。
花よめ修行と称して、憧れの「大江戸」へ来た少女・奏さん。
そこで、船頭の桐さんと知り合いますが、下宿先へ向かう途中、その下宿先が火事に・・・
と始まるお話で、火事の現場に「まちとび」と呼ばれる火消さんたちが集まって来て、
消火活動にいそしむ様子が、華やかに面白かった!
それぞれ、消火活動の担当が決まっており、桐さんは不思議な力で「火を閉じ込める」
ことができ、そんな姿を見て、奏さんも驚いています。
他、燃え広がらないよう火元を破壊する担当もいますが、実際の火消も周囲への被害を
抑えるために、建物を破壊していたみたいですね。
また、火事の汚れを祓う担当などもいて、このあたり面白い役割だと感じます。
そうした担当ごとの活躍が楽しい雰囲気でした。
奏さんも、桐さんの傍で消火活動の助けになりたいと度胸をみせ、まちとびの適性を
感じさせますし、何より、まちとび少女たちの「さらし」を巻いたスタイルがまぶしいので、
連続ゲスト、大いに期待です!
●ハルベルンハルカ (あんねこ 先生)
少女は、ロボで戦う!?
【主な登場人物】
・春部遥 : ロボに乗りたがる少女。 何かとこだわりがある。
・博士 : ロボを作った博士。 センスが壊滅的。
・現パイロット : ロボに乗ることを拒否している操縦者。
1ヵ月前、地球に現れた敵ロボットによる破壊活動。
それを阻止すべく戦う人型戦闘兵器に、惹かれる少女・春部遥さんは、
何とかそのロボに乗ろうと戦闘の現場へ・・・
と始まるお話ですが、危険も顧みず、カッコイイからと制止を振り切る己に酔う遥さん。
そんな風に、カッコよさへのこだわりが強い個性に面白味があります。 危ないけど(^^;
そして、ロボのパイロットさんが、ロボに乗りたくないと言っている現場に遭遇。
これは好機とばかりに、博士に操縦者になりたいと告げますが・・・
なんて内容でしたけど、カッコイイことを言っていた割には、美意識の違いで
操縦者になることをやめていたのは笑! まあ、でも、これは博士のセンスが悪いですね。
全体的にコメディチックで、シリアスさは極少でありますが、地球の平和を守ろうとする
遥さんの気持ちは割と本物で、そのあたりは好感を持てました。
連続ゲストの前編とのことで、後編に期待です!
●帰宅部でいいのに (バロン 先生)
運動オンチな少女が、部活を考えるお話。
【主な登場人物】
・リン : 運動オンチな少女。 友人から部活に誘われる。
・友人 : リンさんを部活に誘いたい少女。 バスケをしていた。
運動オンチのリンさんが、友人からバスケ部に誘われますが、
ボールは運動オンチの敵だと、リンさんは頑なに拒絶しています。
そこで、ドッジボールの恐ろしさを例に挙げていたのが可笑しい(´▽`;)
友人さんは、顔面セーフをラッキールールなどと言ってますが、それをリンさんは
「M」だと指摘していたのは笑! 友人さんは誤解だと主張していますけども。
しかも、運動のできる友人さんは、できない人の気持ちがわからないしで、
そんなすれ違いは、あるあるな感じで面白かったですね。
それでも、リンさん大好きな友人さんは、ベタベタとリンさんに付きまとい、
最後は2人してイチャついていたのが、百合っぽくて楽しかったりも。
そんなやりとりが良かったので、つづきに期待したい所です!
【その他】
●うらら迷路帖 (はりかも 先生)
3月27日、はりかも先生の画集が発売! そんな今回、里帰り。
棗屋と巽屋への里帰りということで、久しぶりにニナ先生に会う面々。
臣さんも一緒ですが、そんな状況でも相変わらずなニナ先生が、おもしろ可愛い(^^;
そして、出発前にノノが椿先生に相談していた事柄が、姉への尊敬を感じさせてくれます。
また、椿先生から聞くニナ先生の過去も、色々あったのだな~と、しみじみしましたね。
だからこそノノの決断に、どう反応するのか気になるかも・・・
●桜Trick (タチ 先生)
卒業制作の内容は・・・?
ついに完成した卒業制作の映画を鑑賞する一同でしたが、はたして、その中に
ゆずさんのメッセージは込められているのか、とくに楓さんにとっては気になる所。
コトネさんを「クラスでも地味な女の子」役にしていたのは笑いましたけど、内容もカオスで
宇宙人が出てきたりと可笑しかった・・・のですが、クライマックスのやりとりは、
まるで楓&ゆずに重なるセリフの応酬で、これに楓さんも勇気づけられていたのが良かった。
ついに、この2人も・・・? さて、どうなるのでしょうね。
●ビビッド・モンスターズ・クロニクル (キキ 先生)
ゲームは雪原、リアルは夏休み!
ということで、プールに来ている赤音さんと光理さんでしたが、泳げない赤音さんが
流れるプールで流されたりする様子が愉快でしたね。
一方、チェリムさんは山小屋に閉じ込められ中ですが、一緒に閉じこもっているライアさんの
名前に聞き覚えがあるという点に、何か引っかかるものがありつつ、やがてキャロさんも参加。
そして、ようやくボンさんたちと合流したかと思いきや、とんでもない展開になっていたのは
面白かったですね~。 ライアさんの行動も気になりますが、ここからどうなる!?
●お願い!ロイヤルニート (ちろり 先生)
コミックス1巻は、4月発売! そんな今回、ロボのことが久遠寺さんにバレてしまい・・・
といった展開でしたけど、この期に及んで、ロボのことを誤魔化そうとするほたるさんに笑!
でも、それが功を奏して、久遠寺さんが納得していたのが、これまた可笑しかった(^^;
そして、明かされる金剛さんが久遠寺さんを避ける理由。
実は大したことでもないのに、話し方が下手なせいか、皆には家同士の確執と誤解され、
その誤解から引き返せなくなってゆく様子が、面白かったですね。
●きのあす日和 (まえじま 先生)
2人でお出かけ。
買い物に行く希乃さんと明日さんでしたが、ブラジャーを買うことを明日さんが嫌がって、
逃げ出す様子は可愛らしかった。 希乃さんも明日さんを慮ってのことではありますけどね。
そして、ももさんが泊まりに来て、色々とありましたけど、大人に見えても、まだまだ
子供の部分もありつつ、「察してほしい。言わなくても」という心情が感じられる内容に、
しみじみしちゃいました。 でも、伝えた方が通じ合うというラスト、素敵でした。