「歴史モノ」マンガの1巻作品3つです。
うち2作品は、こちらで連載中。
また、歴史モノではないのですけど、ある意味「歴史」を描いた作品
『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』全4巻を購読。
これがもう素晴らしくて・・・私好みすぎました。 感想、書けたら書きたいですねえ。
「ガンダム」モノも、いろいろ読んでみようかな~・・・と考えたり。
『秘身譚 ウィータ・アルカーナ』1巻 (伊藤真実 先生)
アンティオキアの“死”と“月”の・・・
古代ローマ帝国、カラカラ帝の暗殺から始まる物語。
舞台はシリア地方の大都市アンティオキア。新帝は、この街の裏で権勢を誇る男・ポリオを捕えんと画策するのだが・・・
そうした陰謀のほか、ポリオのもとで働く“少年”エラの活躍が、物語の中心になっています。
“少年”エラにはある秘密があり、これが幻想物語の要素となって話に引き込んでくれる印象。フツーの人間とはちょっと違うエラ・・・って、表紙見るとわかってしまうのかな。
そして、ポリオを中心とする政治的陰謀をめぐる物語もまた、私好みで楽しませてくれます。今後、期待!
『咆哮!島津十字』1巻 (sanorin 先生)
薩摩島津家、4男・家久の戦い!
時は戦国、舞台は九州。
薩摩の島津家は当主・貴久のもと、4人の子たちがこれを支え、三州統一をめざしていた。4人兄弟の末っ子・家久は、待ち望んだ初陣を飾ることになるのだが・・・
というところから始まる本作品は、家久を主人公に島津家の戦いを描いています。義久や義弘ではなく、家久を主人公にしている点は興味深いのですが、物語としては平板な印象も。
とはいえ、大友宗麟や龍造寺隆信などとの戦いは「島津戦記」ともいえる物語であり、戦国好きにはかなり期待できる作品になるかと思います。家久、スゴイ武将だし。
『ダンス・マカブル ~西洋暗黒小史~』1巻 (大西巷一 先生)
「人類の歴史は拷問の歴史である」(オビ文より)
「ジャンヌ・ダルクの処刑裁判」「残虐皇帝カリグラ」「スペイン異端審問」「鮮血の貴婦人」「十字架のイエス」の5編をおさめたオムニバス。
え~、正直「お気に入り」と言ってよいのかどうか・・・というのも、あまり気分のよくならない作品ですので(;´`)
救いのない残酷にあふれていますが、それでも中には「マトモ」と感じられる人間性もあったりして、それが逆に残酷度を高めてしまうこともあるのだけど、多少は救いに・・・なってるのかなあ。
人物描写に言いたい事は色々ありますけども、とりあえずアイアンメイデン使ってるとこ初めて見たのが衝撃でした(T_T) 実在は疑問視されてますけど。