五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイム 感想

2012年01月15日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2012年1月号

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 先月の『みそララ』感想はこちら

 今後は定期的に書けなくなるうえに、縮小更新になると思います。

 不定期に、できる時にできるだけ、を基本にやっていければという方針で・・・

 

 先月の「あなたには言われたくないで賞」は、『営業侍 和華さん』より、和華さん!

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 和華さんが腰に下げている竹刀を眺める吉田さん。

 「日本刀じゃなくてよかった」と言っていましたが、そこで和華さんからの返答が、

 「お前には言われたくない」レベルの言葉で笑った゜(*゜´∀`゜)゜

 どこかのファミレス店員さんに聞かせてあげなきゃね! 他社作品だけど。

 

 

 

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

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 コミックス22巻、発売中~!

 そんな今回、「大ちゃんの背中を押す会」が大活躍!?

 クリスマスの過ごし方を大地くんに指南しようとする“会長”水野さん。

 それというのも、彼女との仲を進展させるための行動。

 

 「クリスマスごときで騒ぐ感じでもない」なんて言っちゃう大地くんに、

 「ベタなイベントは貴重なキッカケ」と、はっぱをかけける水野さんがさすがです。

 というか、恋多き自分の失敗談から教訓を得ているところがね(^^;

 

 しかし、「運命の人摑まえる事と家庭を作る事」に関する

 近藤さんと麻生さんの意見の違いが面白いですね。

 どちらが正しいとかではなく、2つの考え方が提示されているのは、フェアだし現実的。

 こうした描き方は、やはり「大勢の人が集まる場所」の感覚としてしっくりきます。

 

 そして、ラストの水野師匠へのご報告も楽しかった!

 おっとりしているのは大地くんだけではない・・・って、いいカップルだな~、この2人(^∇^;

 まだまだ先は長そうですが、大地くんたちの今後が、本作品の1つの山になりそうですね。

 そんな感じで、今後も楽しみです!

 

 

 

●ロコ・モーション (藤井理乃 先生)

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 ゲストを経て、連載スタート!!

 ゲストでは女子高生だったので、鉄道好き女子高生4コマになるかと思いきや、

 なんと本職になっての連載スタートというから本格的! この展開には驚きでした。

 

 ロコこと伊那路ヒロコさん、鉄道会社に入社です。

 親友・モコさんは一足先に勤め始めているわけですが、ロコさんは新人としてのスタート。

 あいかわらず、ほんわり元気だけどドジなところが面白い(^◇^;)

 そして、同じく新入社員の岡谷美鈴さんも、おだやかやさしい人柄でよいですね。

 2人の交流も、ロコ&モコに劣らないあたたかさがあります。 岡谷さんは「スズ」か~。

 

 さらに、2人の指導を行う「伝説のティーチャー」天竜助役も面白い人で、

 ロコさんとの掛け合い的やりとりに楽しさがあります。

 2月号では、モコさんの先輩さんも登場して、にぎやかな人間関係が形成されそうで期待。

 鉄道関連のネタも豊富で、そちら方面への興味もかき立てられる面白さ。

 これからどのような鉄道会社ライフが描かれるのか・・・ 今後が楽しみです!

 

 

 

●ふたりぽっぽ (山口舞子 先生)

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 感動の最終回!?

 黒ぽっぽと白ぽっぽ。

 こばと&くるりの幼馴染コンビの日常はつづくけど、お話はこれにておしまい!

 

 最後は、「これからずっと一緒ってわけにもいかない」という面にスポットがあたります。

 2人の長所短所を補う関係は、一方が欠けてしまえば、もう一方があやうくなるという

 絶妙なコンビっぷりを発揮しているので、2人が離れた後のことが心配になるのも当然。

 そこでいきなり「別行動」をためすのですが・・・ というお話。

 

 1人でも平気なのはこばとの方だけど、それでもくるとの関係が特別であると認識していて、

 それをくるが知ることができて・・・という展開が、良い話ムードのシメとなっていましたね。

 親友である「もーちゃん」こと桃さんも加えた3人の関係も、きちんと描かれていて

 楽しかったのですが、最後は良い話で終わらないオチがついてて、

 なんというか、「らしい」終わり方でありました(^◇^;)

 

 仲がいいんだかわるいんだか、よくわかんないけど離れがたい2人の絆。

 そうしたものが面白おかしく、妙に深刻にならずに描かれた楽しい作品でした。

 ちょっとあっさりしていたかな~とも思いますけれど、楽しませていただきましたー!

 

 

 

●まんがタイム新人4コマまんが大賞 月刊賞発表

 『こよみよみ』 (桜並木道 先生)

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 筧こよみさんには、ある特殊な能力がありまして・・・ というお話。

 そんな彼女の能力を通してながめる周囲の人々の姿が、面白味につながっています。

 とくに後半2つのネタに登場した、ちょっと怖めのクラスメイト(?)がイイ感じですね~。

 外村さんっぽい気もするけど、こよみさんから見た彼女のキャラクターが際立っていて

 楽しかったですし、もっと読みたいと思わせる魅力がありました。 期待!

 

 

ということで、今回からは記事1つで書いていこうかと考えています。

余裕のある時は、このあとに短めの感想をいくつか書くこともあるかも・・・

今回は、佐藤両々先生によるエッセー『マル非スイーツ菓子探訪』もあって楽しかったです。

山東先生やカワハラ先生って、ああいった感じの方々だったんですね~。