五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月のアルペジオ

2012年01月02日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2012年2月号より

 あけまして、おめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。

 本当は年明ける前に、このあたりの記事は書いておきたかったんですけどね・・・

 

 Ark Performance先生ブログの新春おめでとう記事にて、

 「新春戦術ネットワーク」4コマが読めます。 400、気づいて黙ってるな(^^;

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

●蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance 先生)

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 刑部邸の攻防も、いよいよ佳境。

 当初、メンタルモデル捕獲を目的としていたと考えられる陸軍でしたが、

 個人要塞ハルナさんの脅威を前になすすべなし。

 かわって、デザイン・チャイルドの“保護”をもくろむものの・・・ という状況。

 

 1人事情をわかっていない蒔絵サマの安全を確保しようとする

 「霧」のハルナ&キリシマという構図は面白いですね。

 人間側であるはずのデザイン・チャイルドを、“敵”である「霧」が守ろうとしている。

 逆に人間側は、1人の少女の命もかえりみようとはしない・・・

 そんな何とも言えない立場逆転の様相であります。

 

 

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 デザイン・チャイルド“保護”のため、大攻勢に出る陸軍。

 ハルナさん、蒔絵サマに気をつかいながら回避行動していますけど、

 その陰で“ヨタロウ”が大活躍していたのが、ファンシー&シュール!

 あんなナリでも強いんだな、ヨタロウさん(^◇^;)

 

 そうした乱戦のさなか、北管区の特務隊が乱入してきた~!

 冴木補佐官は司令官なのかな?

 現場指揮官は鍵元隊長という、冴木さん同様に機械人間っぽいお方。

 北管区の人材は、こうしたタイプが多いのでしょうかね。

 

 

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 状況が分かっていない蒔絵サマ。

 北管区首相の命令は、刑部博士と蒔絵の保護。

 ここでハルナとひと悶着あるのか? と思いきや、あっさり蒔絵サマを引き渡すハルナさん。

 

 ここでの蒔絵サマの表情とセリフが、切なかったな~。

 ハルナとの別れを惜しむ「でも でもっ!」の言葉にグッときちまったよ(;;)

 ローレンスのことを気にしていたのも、蒔絵サマのよさが出ていた感じでよかったです。

 

 それにしても、少し意外だったのはキリシマさんの反応。

 言い訳めいたハルナさんの言葉に、見透かしたようなことを述べていたのは面白かった。

 「ウソが下手だな」という一言で、私のキリシマさんの印象が変わりましたね。

 ウソに気づいたこと以上に、白々しいハルナの行動を肯定する姿勢がよい。

 そこにキリシマさんの、ハルナさんへの信頼が感じられた気がします。

 この2人、いいコンビなんだな~。

 

 

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 しかしアレですよ、ちょっと陸軍のみなさんがカワイソウな気もしますね。

 三峯司令や官邸の命令があるとはいえ、苦労するのは現場の方々。

 ハルナさんは死人を出さないようにしていましたけど、さすがに無傷ではいられない。

 今回、悪役として描かれていた彼らですが、彼らも彼らなりに必死なのが伝わって来て・・・

 なんともやるせない気分に。

 

 そして驚愕のラスト! あんな展開になるなんて!!(;´Д`)

 本人はある種の“報い”と受け止めるのでしょうけども・・・ 嗚呼。

 これは今後、どのような展開につながるのか、不安と悲哀をはらみつつも楽しみです!

 

 

 さらに今回、「共同戦術ネットワーク」が帰ってキター!

 メンタルモデルの年末年始の過ごし方・・・ おもしろい奴らだぜ(´▽`;)

 しかも、しだいに明らかとなってゆく、コンゴウ様の乙女っぷりに胸キュン(!?)

 「鋼鉄の乙女」に笑ったわ!

 400がいちばんマトモだよね、このコーナー。

 

 あ、あともちろん、2大応募全員実費頒布サービスは申し込みました~・・・

 あとから私の不備があったことに気付いたんですけど、大丈夫かな。(ちょー心配)

 何はともあれ、『蒼き鋼のアルペジオ』。

 今年はさらなる飛躍をとげ、ぐんぐん突き進んで欲しい作品であります!

 

 

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