観・環・感

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錦秋 銀閣寺その1

2013年11月27日 | 旅・風景・グルメ
銀閣寺が銀閣寺と呼ばれるようになったのは江戸時代になってからである。金閣に対して銀閣と称したのであり、銀箔は貼ってはいない。
光の当たり具合で銀色のように見えなくはない。
銀閣寺のHPによると正式名称を東山慈照寺といい、相国寺の塔頭寺院の一つ。室町幕府八代将軍の足利義政(足利義満の孫)によって
造営された山荘東山殿を起原とし、義政の没後、臨済宗の寺院となる。義政の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられた。
九歳にして家督を、十五歳にして将軍職を継いだ義政が生涯をかけ自らの美意識のすべてを投影し、東山文化の真髄たる簡素枯淡の美を
映すこの山荘を築いたようだ。


拝観入口
いろんな寺院で拝観料を支払っているが、拝観料500円でこれだけ堪能できた場所は少ない。




向月台
台頂に上がって銀閣寺の背後にある月待山に昇る月を待ったとか、向月台に反射した明かりで庭や建物を照らすように造られたとかの説があるが、
真相は謎のようだ。分かっているのは江戸中期には存在していたということくらい。