観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
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クマバチとオオスズメバチ

2013年05月27日 | 日記


フジの花も終わりに近づいていたが、この花が好物のクマバチは「ブ~ン」という大きな音を立て飛び回っていた。手持ち無沙汰
解消のため野鳥の代わりに撮影。
約2cm強のコロコロした体格のクマバチは、日本固有種のミツバチ科のハチで、容姿は結構可愛い。しかし、実際の体長よりもずっと
大きく見え、飛ぶ音も相当大きいので怖がる人も多い。ところが、性格はいたって温厚で攻撃性はない。メスは毒針を持ち、払いのけよう
としたり、巣に近づいたりすると刺すことがある。しかし、刺されても毒性は低く、ミツバチよりも軽症ですむようで、アナフィラキシー・
ショックを起こさない限り、それほど大きな問題になることはないようだ。



クマバチを見てたら、突然さらに大きくしかも見るからに獰猛そうなハチが飛んで来た。オオスズメバチだろうか。
体長約4cmのオオスズメバチは、ウィキペディアによると日本に生息するハチ類の中で最も強力な毒を持ち、攻撃性も非常に高い。
毒針による攻撃のほか、強力な大顎で攻撃対象の皮膚を大きくえぐるといった行動もあり、被攻撃者は大怪我を伴う。
狩りをする時は、時速約40kmで飛翔することができ、一日約100kmもの距離を飛翔するとのこと。ところで、今年はこのオオスズメバチも
好物にしているハチクマを腰痛のために観察する機会がほとんどなく、撮影どころか一度もお目にかかっていない。この日も少し無理をして
やって来たものの肝心のサシバやハチクマは、2時間あまりの間全く飛ばずじまいだった。

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