観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

ジェット機の翼とカルマン渦

2013年05月10日 | 日記








この日、天気がいいけど肝心のタカはあまり飛ばない。暇つぶしのためでもないが、飛行機を見ていたらよく知っている翼の形もあるけど、
主翼の先が曲がったり、翼先にまた小さな翼が付いていたりするジェット機のほうが多い。
一緒にいた0さんが教えてくれたところによると、燃料費の高騰のため最近のジェット機はいろいろ対策をしているというこだった。
そして、翼端を曲げたような形状のはウイングレットと呼び、翼先に矢尻をつけたような形状のものはウイングチップと呼ぶらしい。
ウイングレットはボーイング社の機体に多く、エアバス社はウイングチップを採用しているらしい。それらの補助翼は、翼端から発生する
カルマン渦というものを低減し、燃費を4~5%上げる効果があるということだった。
この日、2.5時間あまりの間に「ハチクマ」は、見られなかったが、結果いい勉強になった。

このカルマン渦だが、私がタカを見ている北側が鳴門海峡である。
このページの「カルマン渦列(動的安定性解析)」という記事の中に、鳴門海峡大橋が出来る前の渦の写真を載せており、これはカルマン渦であると
説明している記事があれば、

“流体力学を知る者としては「鳴門の渦がカルマン渦である」という説明は大きな間違いを含んでおり誤解を招く恐れがあると思われるので
今回指摘することにした。”と書かれていた記事もあった。
物理の苦手な私には分からないが、一体どうなんだろうか。