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左が白玉の湯 華峰、右が別邸越の里 (越の里は全室スイートタイプ)
写真のように周りには何にもない田んぼの真ん中にある月岡温泉。しかし、流行のスーパー銭湯の集まりではなく本格的な温泉だが歴史は浅いようだ。
添乗員さんの説明では“1915年に石油開発が始まり、新潟県の新津を中心とした東山油田の一部地域として当地月岡でも大勢の小規模事業者が
入り、石油の掘削が行われていた。事業者共同で最後の一本を深く掘削すると温泉が出てきたが、温泉の下には石油なしと判断した石油事業者は解散。
しかしその中の石油組合の専務理事であった本間周三郎氏が石油業に見切りをつけ、温泉場の建設を思い立ち湯小屋(共同浴場)を作り、人夫達に
旅館経営をすすめたのが、月岡温泉発祥の始まり”と言う話だった。温泉街には大小24軒の旅館があるらしい。また、この月岡温泉が全国に知られる
ようになったの1982年の越新幹線開業と関越自動車道開通によって関東・首都圏からの交通アクセスがよくなったことが大きな要因だと話してた。
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正面から見た華峰
旅行新聞新社が主催した全国旅行会社による投票・集計による100選の施設を選出し、その結果、「もてなし」「料理」「施設」「企画」の4部門の
合計点からなる総合ランキングの3位が華峰らしい。
ちなみに、このランキング10の中で外に2軒泊まったとことがあるが、そのうち1軒は疑問符がつく。しかし、華峰は、全国3位かどうかは別にして、
いい旅館だった。
ここの温泉の大きな特徴は、まるで入浴剤を使ったのかのような綺麗なエメラルドグリーンの色をしていること。泉質は含イオウ・ナトリウム塩化物温泉
ということだが、温泉の色はその日の天気や気象条件によって微妙に変化するらしい。
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宿泊階の廊下から温泉街を眺めると同じ白玉の湯の泉慶が見える。
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部屋からの眺め
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ロビー
この旅館に来る道中のバスの中で見たビデオ、月岡温泉界隈やここ華峰を舞台とした奥田瑛二主演の「新雪国(2001年)」は面白くなかった。映画の中で
ここの女将さんと主人公の話す場面にこのロビーが使われていた。女将さんは、私たちバスツアーグループの夕食会場まで挨拶に来られていた。