観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

鳥の目、人の目

2007年06月03日 | 日記
赤は、強烈な色で人の目を引く。特に緑の多い林の中だと補色効果でよく目立つ。これは、一月前に「いきものふれあいの里」のネイチャーセンター入り口で、目に留まったシャクナゲをパチリと撮った写真
今日の朝日新聞に「シャクナゲの王国 3」鳥の目を引く赤 という記事が載っていた。この記事の中で、緑の草むらに赤は際だつが、アゲハチョウなどの少数の例外を除き、花粉を運んでくれる昆虫の多くは、赤い色を認識できないと書いてあった。
しかし、鳥は人間以上に赤に敏感らしい。
哺乳類の中では色に敏感な人間が、何故、鳥類より色に敏感でないのかは、Radium Softwareの中の「失われた色の話」に詳しく載っている。
このWebページには、他に”ミネソタ大学は Muir Eaton の研究によれば,人間の目には雄雌を判別することのできない鳥種を 139 種選び出し,その羽毛の紫外線反射率を調べたところ,その9割以上が「人の目には見えない模様」を持っており,鳥の目には雄雌の判別が可能であることが明らかになったという。鳥の雄雌って見た目には分かりにくいよね……と思っていたら,実はしっかり見た目でアピールしていたという話。”という興味深い記事が載っていた。