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観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

南九州の旅(高千穂峡1)

2013年11月01日 | 旅・風景・グルメ
以前に高千穂峡の事を書いたのは、この記事は、3年前の9月だった。今回は、10月の連休の最終日だったので観光客も多かった。


ここは、バスを降りてしばらく歩いた最初の写真撮影スポット 大勢の観光客がいる。
今回の高千穂峡の案内は、ガイドさんがついたので、昼食を食べる食堂のサービスかと思ったら、何と記念写真屋さんのサービスだった。


上と同じ場所



高千穂峡に架かるこの3つの橋は、一番手前が大正時代竣工ので神橋(石橋)、その奥が1955年(昭和30年)竣工の高千穂大橋(鋼橋)、
最奥が2003年(平成15年)竣工の神都高千穂大橋(コンクリート橋)。これら3つ橋は、異なる材質で大正・昭和・平成という三時代に
造られたことから三代橋と呼ばれている。

南九州の旅(青島神社)

2013年10月26日 | 旅・風景・グルメ

青島
青島は、日南海岸国定公園の最北端に位置する周囲が1.5km、面積4.4ha、最大標高5.7mの低平な小島。波蝕台の上に堆積してできた貝殻泥砂に
よってできている。
かって青島は、新婚旅行で人気を博していた時代がある。大きなきっかけとしては、1962年5月に現在の今上天皇、当時の皇太子皇太子妃がご訪問されたことによる。


今では陸続きの半島のようになっているが、かつては沖に浮かぶ小島だった。
(看板の写真から)


古くは「淡島(あわしま)」「歯朶の浮島(しだのうきしま)」「鴨就島(かもつくしま)」とも呼ばれ、山幸彦・海幸彦の神話伝説の舞台として知られている。
だから、神門の扁額には「鴨就宮」と書かれている。
祭神は、山幸彦である彦火火出見命、その妃である豊玉姫命、妃の父親の塩筒大神。


青島神社に2本揃って並ぶ霊木ビロウ樹。別名「夫婦蒲葵(ビロウ)」


ここから北に「木の花ドーム」が見える。
ドームの名称は、立地場所である木花の地域名と日本神話の木花之開耶姫にちなんでつけられた。多目的施設として使用され、巨人のキャンプ時には雨天時練習場としても
使用されている。そして、巨人はキャンプ初日の恒例行事としてこの青島神社で必勝祈願をしている。

南九州の旅(飫肥城下町)

2013年10月23日 | 旅・風景・グルメ
宮崎市日南市飫肥町は、1588年から明治までの280年間飫肥藩・伊東氏5万1千石の城下町として栄えたところ。
1977年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。


この大手門は、明治の初めに取り壊されたが、1978年に樹齢100年の飫肥杉を使用し復元された。


ちょうど私が行った1週間後に第36回飫肥城下まつり(10月19日~20日)があった。
この子たちは、飫肥城復元を記念して開催される祭のリハーサルだろうか。
ところで、この日、ここで地元幼稚園の運動会が行われていたのを見た。お城の敷地内で運動会ができるなんて素晴らしいことだ。


メインストリート

南九州の旅(関之尾の滝)

2013年10月20日 | 旅・風景・グルメ

この関之尾の滝は、宮崎県都城市関之尾町にある滝で日本の滝百選の一つ。霧島神宮への参拝の後の観光地だ。
この大滝は、幅49m、落差18m
水量が少ないため、上の段からは水がほとんど流れてもおらず、観光案内のパンフレットの写真とは大違いであまり迫力もない。


しかし、ここの良い点は、滝は間近に見られるよう吊り橋が架かっていることだ。ちょうど滝に虹が架かっていたので、一応納得。しかし、霧島神宮付近の
滝なら坂本龍馬夫妻が新婚旅行で訪れ、絶賛したという犬飼の滝を方を見たかった。
バスツアーの行程的にも京セラホテルの出発だから、まず犬飼の滝を見てから次に霧島神宮へ行っ、てさらに次の目的地である飫肥城下の見学に行く
コースでも問題はないと思う。


駐車場の所から撮影。
私が小さい頃は、徳島でも10月の中旬頃に稲刈りをしていたような記憶がある。しかし、最近は8月初旬から9月中旬頃までに稲刈りをすます農家が多い。
だから、秋らしい風景になっての稲刈りを見ると懐かしい気分になった。稲の天日乾燥を見るのも久しぶりだ。

南九州の旅(霧島神宮と坂本龍馬)

2013年10月19日 | 旅・風景・グルメ


天照大神の孫であるニニギノミコトが三種の神器を譲り受け、お供の7人の神と猿田彦命の道案内で高千穂の峰に降りたというのが天孫降臨神話。
このニニギノミコトを祀ったのが霧島神宮。古代の建立場所は、火山の影響で炎上を繰り返し、場所を移動してもたびたび炎上した。当地の現在の
社殿は、島津藩主の島津吉貴1715年に建立したもの。

霧島神宮で有名な話は、坂本龍馬の新婚旅行先の一つであったこと。
京都伏見の寺田屋事件で九死に一生を得た坂本龍馬が妻のお龍(りょう)と1886年、西郷隆盛らのすすめで、日本最初といわれている88日間
の新婚旅行をした。
この旅行中、龍馬は姉の乙女にたびたび手紙を書いている。だから、私たちは龍馬夫妻の新婚旅行の様子を窺うこともできるのだ。
ところで、坂本龍馬が人気が非常に高くなったのは、1962年に産経新聞夕刊で連載が開始された司馬遼太郎の「龍馬が行く」という小説による
ところが大で、つまり、昭和の中頃からである。
その証拠の一つが昭和4年、歌人の吉井勇が雑誌「キング」4月号(講談社)に書いた「或日の龍馬」という坂本龍馬の新婚旅行の記事。
この昭和4年に書かれた記事が発見され話題になったのが、2009年つまり最近という事実だ。
吉井勇の祖父である吉井幸輔は、幕末の京都で活動した薩摩藩士で、龍馬とは親友であり、龍馬に西郷隆盛を引き合わせたのも彼でないかとされている。
そして、彼は龍馬の鹿児島への新婚旅行の案内もしている。当時、彼は自分の10歳の息子幸輔(勇の父)一緒に連れて行っている。龍馬の信奉者の
祖父でなく、当時10歳でいわば純真だった父親、幸蔵の晩年に聞いた話を元に記事にしているのだ。だから、記事の内容はかなり正確ではないかと思う。
記事の内容からは、やはり龍馬の時代の世間一般の男児と龍馬の意識や行動とは相当違っているが、そこがまた大変魅力のある人物であることが分かる。




南九州の旅(桜島の噴火)

2013年10月17日 | 旅・風景・グルメ
京セラホテルの東側を流れている天降川(あもりがわ)に架かる橋の歩道で1箇所川側に出っ張っている所がある。
そこから桜島を眺める景色がいい。


10月12日午後5時42分撮影
回り廊下のような雲がいい。


京セラホテルを出発する朝もホテルの付近を散歩していると桜島に大きな噴煙が上がっていた。ネットで調べるとこの噴煙は
今年718回目で、この日午前6時46分に起きた噴火によるものだった。噴煙の高さは、火口上1300mらしい。

クリックで拡大
10月13日午前7時48分撮影
ミッキーマウスの形をしている。


10月13日8時58分(霧島神宮展望所から撮影)

桜島は、1日平均にすると4回近くも噴火しているなんて知らなかった。ここ数年噴火の回数が増えているようだ。今年の8月18日の
噴火は、なんと上空5000mにも達し、降った灰の量が15万トン。この噴火でも規模で比べると1990年に起きた雲仙岳の噴火の
1660分の1だそうだ。

南九州の旅(京セラホテル)

2013年10月16日 | 旅・風景・グルメ
昨日、3泊4日で最高56.6万円というJP九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」が運行された。このDXスイート席は、すでに来年
6月まで予約で埋まっているらしい。
こんな豪華な旅には縁遠いが、私もこの連休2泊3日で南九州にバス旅行した。徳島からだと鹿児島へ行くのに愛媛県の八幡浜港から
フェリーで佐賀県臼杵港に渡ることが多い。
ただ、前の宮崎県知事の東国原英夫衆議院議員がよく言ってたが、大分県から鹿児島までの高速道路がない。このため、わざわざ高速
道路を臼杵から佐賀県の鳥栖まで九州を横断してから今度は九州自動車道を鹿児島まで南進することになる。だから、朝5時にバス乗り場
を出発し、観光地に寄らず走ってもホテルに着くのは夕方の5時頃になる。
この日宿泊したのは、鹿児島県霧島市隼人町のJR隼人駅からタクシーで5分、歩いても15分の距離にある京セラホテルの本館。
位置図にあるように鹿児島空港に近いので、各航空会社のCAの定宿となってるようだ。




黒川紀章の設計で有名なこのホテル、順光で撮るとホテルが夕日で染まっていた。
この色、何色と表現すればいいのだろうか。
ネットで和色を検索してみると「香色」というのが近いようだ。
香色(こういろ)とは、丁字などの香料で染めた色、あるいはそれに似せた色で、濃い順に濃香、中香、薄香と呼ばれている。


東側から逆光で撮ったのがこの写真


翌日の朝の写真
右が1995年建設の本館(客室数:179) 左が2001年建設のアネックス(客室数:149)
本館とアネックスは、空中通路で繋がっている。


ホテルの内部
画面の両側が客室 真ん中に見えるのがチェペル。

能登牛

2013年09月03日 | 旅・風景・グルメ

これは、明治37年創業の肉屋の直営レストラン「てらおか風舎」で食したステーキ重


レストランてらおか風舎

使用している肉は、能登牛だそうだ。
旅行をしていると、全国至る所に○○牛と名付けられたブランド牛があることが分かる。このブランド牛どれくらいあるかについては、
但馬牛の肉屋さんのホームページにある全国の産地銘柄牛の一覧が詳しい。
能登牛の2012年度の能登牛出荷頭数は565頭と少なく、ほぼ石川県内でしか流通していないようだ。このため、石川県では、
美味しい能登牛を求める声に応えるため、年間1,000頭を供給できるように取り組んでいるらしい。
石川県庁の能登牛の公式ホームページを読んでいると、“肉質はきめ細やかく上品な脂が特徴です。牛肉のやわらかさや香りは
脂肪の中に含まれる「オレイン酸」の含有量で変わります。この値が高いほど、とろけるような食感が味わえるとされています。”
と書かれている。そして、能登牛は、このオレイン酸の含有量が最も多いようだ。
分厚いステーキを試していない(少々飽きるくらい食べたほうが、味の判断がシビアになると思う。)が、確かに柔らかく美味しかった。
どんな牛肉がいいのかこの美味しい牛肉についてに詳しく書かれていた。
また、牛肉の等級格付けについては、このページがよく分かる。
ところで、このオレイン酸だが、血液中の悪玉コレステロールを除き、動脈効果や心臓病、高血圧を予防することで注目されている。
また、胃酸の分泌をコントロールして胃酸過多や胃潰瘍を防ぐ、腸を滑らかにし便秘を予防、解消する、放射線の害を防ぐなどの効果も
あるようだ。このオレイン酸は、植物油やナッツ類など脂肪の多い食品の大半にふくまれており、特に豊富に含まれているのがオリーブ油。
それなら、能登牛とオリーブオイルドレッシングの野菜サラダを毎日食べればいいのかとなると、オイレン酸の過剰摂取はエネルギー過剰で
肥満を招くとある。何事も適度があるようだ。

志賀高原

2013年08月21日 | 旅・風景・グルメ

8月初旬のバス旅行では志賀高原の魅力を堪能するはずだったが、志賀高原を通過する時間帯だけ雨にたたられ散々だった。
志賀高原は、長野県の北東部、群馬県に接し、上信越高原国立公園の中心をなす高原で志賀山を中心とする標高1300~2000メートルの
起伏の多い高原。
草津温泉の方から国道292号を通ったのだが、目的地の横手山近くの渋峠という我が国の国道で標高の一番高い地点を通過した。
この地点の標高は、2172mもある。
この標高がどれだけ高いかというと、西日本で一番標高の高い愛媛県の石鎚山の山頂(1982m)より190mも高いのだ。
志賀高原は、都心からも割合近く、標高が高く自然環境に恵まれ、積雪量も多いことから、スキーや登山、夏場の避暑などを中心とした
リゾート開発の歴史は古い。大小21ものスキー場がある。





まず、写真にあるスカイレーター名付けられたエスカレーターに乗り、それからリフトを2本乗り換えて横手山山頂に着いたのだが、辺りは
何にも見えず、すぐに引き返した。
途中、ほんの少しの間、霧が晴れたので、スマートフォンで撮影。
ビニール合羽を無料で貸してくれるが、リフトに乗ったときズボンが濡れてしまった。そんなこともあろうと速乾タイプのズボンを穿いていた
のですぐに乾いてほっとした。


グーグルマップだと横手山の山頂もはっきり写っている。
ところで、いつの間にかグーグルマップが新しくなっていた。


ここの景観もいいらしいが、こんな状態。(バスの座席から撮影)

クラシックな宿

2013年08月18日 | 旅・風景・グルメ

群馬県の北西部にある四万温泉の「四万たむら」は、創業500年を誇る老舗宿で私が泊まった「四万グランドホテル」も経営している。
その関係で完全放流式天然温泉を売りにしている四万たむらの温泉にも無料で入ることができる。
夜、ホテルでの食事の後ここの温泉に入りに行ったのだが、曇り空の午後8時では宿自慢の景色は楽しめなかった。


ここのお湯が気持ちが良かったものだから早朝にもう一度入ることにした。
右の建物が四万たむらの中でも人気の露天風呂「森のこだま」


ホテルから四万たむらに出掛ける途中に古い木造3階建ての旅館があった。なんでもここは、アニメ映画「千と千尋の神隠し」の舞台「油屋」
のモデルの一つとも言われているらしい。知っていたら朱塗りの橋「慶雲橋」を画面に入れてきっちりデジタル一眼のカメラで撮り直している
のに、残念。(写真では、下部に赤い欄干のごく一部が写っているだけ。)
ここ積善館で、宮崎駿監督は2回宿泊したそうだ。



これら4枚の写真は、いつも携帯しているスマートフォンで撮影したもの