都議会選挙の結果が、基本動向として前回衆院選挙と変わりないことを昨日の記事で確認した。では、参院選挙に関し、どうような視点を持って注目すれば良いのか、改めて、先の衆院選挙の結果を現時点から考えてみる。
『ストップ・ザ・サトウからアベノミクスへ20130624』
先ず、前回の選挙(民主政権)と比較し、2012/12衆院選の主な結果は以下である。
総数…7,000万→6,000万=1,000万減→地道層と無関心層
自公…2,700万→2,400万= 300万減→勝利の割には減少!
民主…3,000万→ 900万=2,100万減→どこへ消えた?
維み… 300万→1,750万=1,450万増→二大政党化?
『小選挙区制は機能を発揮~過去3回・衆院選挙の“票”20121223』
単純計算では、
1)民主減の2,100万のうち、棄権が1,000万、
2)民主減の残り1,100万と自公減の300万は維新・みんなへ回った。
そこで参院選へ向けての視点である。基本的には、固定層、主体的浮動層、客体的浮動層を投票動向から捉えることが狙いとなる。
固定層 :安定の要因
主体的浮動層:改革の要因
客体的浮動層:アノミックスを含む不安定化の要因
先ず、投票数だ。民主政権誕生の時は、当然、関心が盛り上がった。しかし、先の自民復権選挙では投票数が1,000万票減少した。都議選でも投票率は大きく下がっている。アベノミクスは現状、小康状態であるが、それが有権者を無関心の方向へ導くのか、予測は難しい。ここでは客体的浮動層の動向が判るであろう。
都議選では、自民党の得票が回復してきている。これを国政選挙においても上向けに変えることが出来るのか、手腕が問われる。
また、民主党は客体的浮動票の増加は期待できないから得票が減れば、主体的浮動層から見放された状態を示唆する。その意味では正念場になる。
第三極はすでに分散して、統一化は難しい。これが有権者の判断にどう影響するのか。特に、苦戦を伝えられる維新の会がポシャるのか?注目の処だ。
『ストップ・ザ・サトウからアベノミクスへ20130624』
先ず、前回の選挙(民主政権)と比較し、2012/12衆院選の主な結果は以下である。
総数…7,000万→6,000万=1,000万減→地道層と無関心層
自公…2,700万→2,400万= 300万減→勝利の割には減少!
民主…3,000万→ 900万=2,100万減→どこへ消えた?
維み… 300万→1,750万=1,450万増→二大政党化?
『小選挙区制は機能を発揮~過去3回・衆院選挙の“票”20121223』
単純計算では、
1)民主減の2,100万のうち、棄権が1,000万、
2)民主減の残り1,100万と自公減の300万は維新・みんなへ回った。
そこで参院選へ向けての視点である。基本的には、固定層、主体的浮動層、客体的浮動層を投票動向から捉えることが狙いとなる。
固定層 :安定の要因
主体的浮動層:改革の要因
客体的浮動層:アノミックスを含む不安定化の要因
先ず、投票数だ。民主政権誕生の時は、当然、関心が盛り上がった。しかし、先の自民復権選挙では投票数が1,000万票減少した。都議選でも投票率は大きく下がっている。アベノミクスは現状、小康状態であるが、それが有権者を無関心の方向へ導くのか、予測は難しい。ここでは客体的浮動層の動向が判るであろう。
都議選では、自民党の得票が回復してきている。これを国政選挙においても上向けに変えることが出来るのか、手腕が問われる。
また、民主党は客体的浮動票の増加は期待できないから得票が減れば、主体的浮動層から見放された状態を示唆する。その意味では正念場になる。
第三極はすでに分散して、統一化は難しい。これが有権者の判断にどう影響するのか。特に、苦戦を伝えられる維新の会がポシャるのか?注目の処だ。