市民の声がしっかり伝わる身近な市政を実現するめ、福田市長が直接区民から意見を聞き、コメントを返す「区民車座集会」(高津区)が6月29日に開催され、筆者も参加、“地域自治”に関し、意見を述べ、市長からコメントを頂いた。
川崎市は人口145万人の政令市、
行政区は北から麻生、多摩、宮前、高津、中原、幸、川崎の7区、それぞれの人口は多少のバラツキがあるが20万人前後で比較的揃っている。
この会は、今回の高津区が第6回で、来月開催の宮前区で全体が一巡することになる。車座の名の通りとまではいかないが、市長、区長が前に座り、出来るだけ近くに参加者の座席を設け、その後に傍聴席を配置する、シンプルな会場設定になっている。
案内によれば、参加者30名、傍聴者50名とされているが、今回の場合、参加者は20名であった。傍聴席も参加者関連の方が結構いたようだが、満席とまではいかないようだったので、50名までは達していないように見えた。
参加者が少ないのは応募人員の未達であり、それだけ関心が広まっていないように思える。また、応募が少なければ、(筆者のような)特定の人間、特定の話題にに限られる恐れもある。
その20名の内訳と話の概要は以下の通りだ。
1)教育 4名 男30-40代1名、60-70代2名、女30-40代1名
2)子育て 2名 女20-30代2名
3)福祉 3名 男40-50代2名、50-60代2名
4)地域交通 2名 男40-50代1名、50-60代1名
5)地域環境 3名 男50-60代3名
6)住民自治 2名 男40-50代1名、50-60代1名
7)個別問題 4名 男30-40代1名、60-70代2名、女60-70代1名
男16名 30-40代1名、40-50代5名、50-60代6名、60-70代4名
女 4名 20-30代2名、30-40代1名、60-70代1名
全体 20-40代4名、40-50代5名、50-70代11名
(年代は筆者の独断と偏見による、但し、幅を大きくみている)
予想通り、男女、年代でそれぞれ際だった違いが示されている。子育てに関して若い女性が2名、一方、地域・福祉・教育等で、高齢者の男性11名だ。この分類から判る市政における問題の構造こそが先ず問題にされなければならない。
これでは、市民の声がしっかり伝わるのか心配だ。実は筆者が「地域自治」で話した内容は、できるだけ広範囲に市民の声を聞く仕掛けを作ることも含んでおり、その話が露呈している現場で、指摘したことになる。皮肉なことだ。
話の内容は筆者「地域自治」の他、「起業家養成」が多少目新しい内容を含むが、その他は個別事象を除いてこれまでも市として悩んでいる問題が多いように見えた。その意味では、これを集積して次にどのように進んでいくのか、出口戦略を市長から聞きたい処だ。
川崎市は人口145万人の政令市、
行政区は北から麻生、多摩、宮前、高津、中原、幸、川崎の7区、それぞれの人口は多少のバラツキがあるが20万人前後で比較的揃っている。
この会は、今回の高津区が第6回で、来月開催の宮前区で全体が一巡することになる。車座の名の通りとまではいかないが、市長、区長が前に座り、出来るだけ近くに参加者の座席を設け、その後に傍聴席を配置する、シンプルな会場設定になっている。
案内によれば、参加者30名、傍聴者50名とされているが、今回の場合、参加者は20名であった。傍聴席も参加者関連の方が結構いたようだが、満席とまではいかないようだったので、50名までは達していないように見えた。
参加者が少ないのは応募人員の未達であり、それだけ関心が広まっていないように思える。また、応募が少なければ、(筆者のような)特定の人間、特定の話題にに限られる恐れもある。
その20名の内訳と話の概要は以下の通りだ。
1)教育 4名 男30-40代1名、60-70代2名、女30-40代1名
2)子育て 2名 女20-30代2名
3)福祉 3名 男40-50代2名、50-60代2名
4)地域交通 2名 男40-50代1名、50-60代1名
5)地域環境 3名 男50-60代3名
6)住民自治 2名 男40-50代1名、50-60代1名
7)個別問題 4名 男30-40代1名、60-70代2名、女60-70代1名
男16名 30-40代1名、40-50代5名、50-60代6名、60-70代4名
女 4名 20-30代2名、30-40代1名、60-70代1名
全体 20-40代4名、40-50代5名、50-70代11名
(年代は筆者の独断と偏見による、但し、幅を大きくみている)
予想通り、男女、年代でそれぞれ際だった違いが示されている。子育てに関して若い女性が2名、一方、地域・福祉・教育等で、高齢者の男性11名だ。この分類から判る市政における問題の構造こそが先ず問題にされなければならない。
これでは、市民の声がしっかり伝わるのか心配だ。実は筆者が「地域自治」で話した内容は、できるだけ広範囲に市民の声を聞く仕掛けを作ることも含んでおり、その話が露呈している現場で、指摘したことになる。皮肉なことだ。
話の内容は筆者「地域自治」の他、「起業家養成」が多少目新しい内容を含むが、その他は個別事象を除いてこれまでも市として悩んでいる問題が多いように見えた。その意味では、これを集積して次にどのように進んでいくのか、出口戦略を市長から聞きたい処だ。