散歩から探検へ~個人・住民・市民

副題を「政治を動かすもの」から「個人・住民・市民」へと変更、地域住民/世界市民として複眼的思考で政治的事象を捉える。

国民の評価とは~コロナ対応を巡って

2020年06月03日 | 国内政治
国民の評価とは~コロナ対応を巡って

安倍首相のコロナ対応への評価を巡って細谷雄一慶大教授(国際政治)はツイッター(5/23)において以下のように問う。
「コロナは風邪だ」と外出を促し、感染爆発を招いたブラジル大統領(死者2万)。
「消毒剤の注射」を勧めて医療関係者から猛反発を受けた米大統領(死者4.7万)。
外出を続け感染した英首相(死者3万6千人)。
「アベノマスク」配付で「世界最悪」と言われる日本の首相(死者814)。なぜ?

「世界最悪」などとの言葉はスルーすればいいだけで、いちゃもんを付けて意味があるとは思えない。また、伯米英を引き合いに出すのも?と思わざるを得ない。
独首相の演説に感動した人間にとっては!

これに対して竹中治堅政策研究大学院大学教授(日本政治)は次の様に返信ツイートする。
ギャッラップ社の国際比較でも政府の対応に満足している人は他国に比べ非常に低いですね。三つの要因があるのではないでしょうか。
1)国際比較には興味がない人が多い。
2)知事の対応の方が的確だったと思っている人が多い。
3)10万円給付決定など政府内の混乱が露呈してしまった。

これに筆者は納得する。
1)人それぞれの感じ方があるだろうが、先ずは身近な問題であって、国際比較に主要な関心が向くわけではない。
2)は先にも述べたようにこの事象における最大のポイントと考えるからだ。
 『地方主導権』へ向けて~自治体首長のコロナ対応(本ブログ20/6/1)
3)アベノマスクは川崎市の「お知らせ」にも上がっていない。

以上のことから基本的にはコロナ対応は国内政治の問題であり、国際的には学べることに眼を見張り、リーダーを比較して一喜一憂することではない。

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