散歩から探検へ~個人・住民・市民

副題を「政治を動かすもの」から「個人・住民・市民」へと変更、地域住民/世界市民として複眼的思考で政治的事象を捉える。

橋下徹対山下真~after ten years

2023年04月24日 | 国内政治

 

当ブログのPV(1週間分)が月曜日にメールに送られてくる。その4/17付けが先週に引続き、「600PV」を越えた。異例の多さ!
偶に、いや!偶々…起こることだ。何か社会的事象であって、当ブログで書かれたことが引用されたときだ。当然、滅多に起こらないが…誘われたように調べてみる。

橋下徹氏の「連ツイ(2月1日付け)」の一部に当ブログが引用されているのを見出した。
但し、筆者の言葉を引用しているわけではない。内容は統一地方選挙において、奈良県知事選に「日本維新の会」から立候補、見事当選した山下へ…“賛歌”ではなく、維新からの立候補に関しての“批判”であった。氏は、筆者が引用した山下氏の「文献」が、既に削除されていたのを見出し、論難していたのだ。

筆者はハッとして、「そうか、ヴァレリーだったのか!」…薄っすらと記憶が蘇る。

当ブログのリストを過去に戻してみる。
何と、2012年、10年以上も前のこと…山下の「橋下徹論」による批判から両者の確執が起こったようだ。
これに対し、ブログ「山下真・生駒市長『橋下徹論』とヴァレリー『党派』(1) ~「政治家のウソ」に関する一考察」(2012年5月30日付)において、ポール・ヴァレリーのアフォリズムを引用しながら、政治家・橋下徹の政治的言動をやんわりと擁護しつつ、狭まる彼の「政治街道」(半分は自らの言動、行動によるのだが…)を冷静に進むように、激励した。

また、次のブログ(2012年6月2日付)において、更にヴァレリー「気質から、創造派であるものと保守派であるものと破壊派であるものとがある。各個人は、その言葉の党やその念願の党ではない、その存在と行動様式、反動様式の党であるその真の党に入れられるべきだ」(「党派」P46)を引用した。

橋下氏は連続ツイッター(23年2月1日)の三番目において、筆者ブログ(2)を引用、その中で参考文献として引用した“山下氏のツイログ”が読めなくなっていることを強く批判している。

(以下は本件と関係する例を示す)

11/12/11  独裁か、リーダーシップか~橋下発言をめぐる政治言語の機能
11/12/25 状況型リーダーシップ~橋下徹市長の統治機構変革
12/02/12 スイミーとしての橋下徹(1)~再論・スイミーモデル・新党「自治体」へ
12/02/14 スイミーとしての橋下徹(2)~再論・スイミーモデル~住民自治へ向けて
12/03/05  スイミーとしての橋下徹(3)~状況型リーダーシップの登場
12/03/24 政治問題と社会問題の区別-政治への不信と過信
~橋下徹・状況型リーダーシップの研究
12/04/01 敵の特定と“内戦”への傾斜~政治と組織の論理
~橋下徹・状況型リーダーシップの研究
12/05/05 有効な支配を継続する分岐点~橋下徹・制度型への移行は可能か?~
12/09/14 根無し草化する維新の会~全国のオポチュニストの集まり?
12/09/25橋下・維新の会は「日本」と「大阪」を分離すべき
12/12/24浮遊する改革志向層、小泉、民主から維新・みんなへ~過去3回・衆院選挙~
13/01/13 国民的視点からみた「日本維新の会」の位置~限定政党から全国政党へ
13/01/31「維新・みんな連合=全国政党化」へ向けて走り出した~橋下・江田体制へ

 

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