in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

驕るべからず

2010年02月16日 | Weblog
毎週通っている職場と自宅の間にある国立高校付属のプール。警備の人らとは、すっかり顔馴染みで、会員証を見せなくても素通りできる。体力づくりというよりも、気分転換と悪い右脚の調整で通っている。ここのプールを使い始めて、もうかれこれ4年半。

更衣室の入り口でロッカーの鍵をもらって、着替えや貴重品をそこにしまう。たいてい営業終了30分前に滑り込むので、あまり時間がない。しかし、いつも担当者R君が空いているロッカーの鍵を探すのにモタモタするのでイライラする。きちんと事前に机に並べておいたらと思うのだが、毎回私の顔を見てから、鍵の入った箱の中を探る。

今日は、いつものR君がいないので、代わりの女性がさっと鍵をつまんで素早く渡してくれる。Rも見習えよな、と思いながらロッカーの前に来て気がついた。このプールのロッカーは、縦横各40センチぐらいのが上下に5段並んでいる。左右には10列ほど。今日あたったのは、一番下のしゃがまないといけない使いにくいロッカー。考えたこともなかったが、いつも胸の高さにある使いやすいロッカーばかりを使っていた。そう、R君が毎回気を利かせてくれていたのだ。

彼の気配りに気づかず、文句ばかりを考えていた自分の奢りを反省した。今度会ったらお礼を言おう。