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名古屋市中央卸売市場の見学

2014年01月21日 23時36分39秒 | 見学 ゆうゆうなごや

名古屋市には中央卸売市場で、北部市場と南部市場。それに熱田区の中央卸売市場。本場(ホンジョウ)が有りますが、その内の1つ。本場を某ウエブサイトのコミュニティで見学をしてきました。
卸売り市場を簡単に言うと、生産者と消費者の接点となる所です。中央卸売市場の卸業者が全国から産物を取り寄せ、仲卸業者に相対販売や、せり売りします。その品物が小売業者へと渡り、最終的に消費者に届く仕組みです。


本場の本館へ入ります。


館内に入ると、広い部屋に案内され、市場の仕組み。そしてDVDの上映が有りました。



小学生の見学も有るのでしょう。
漢字にふり仮名がふって有ります。

DVDでは水産物市場で大きなマグロが何本も並び、肉質がわかるように尻尾の部分を切り落とし、皮一枚で本体と繋がっている。
大きな包丁で切るシーンが有りました。
その作業をプロの技だと表現していました。



現場の見学となりました。



左は何処から来たコンテナでしょうか。
本館から倉庫に行く渡り廊下から見えました。
コンテナから荷降ろしをしています。

左側の画像を拡大してみましたら、フォーリフトの向こう側のダンボールは「雪の下キャベツ」となっていました。
北海道から来たのでしょう。
普段、街中でトラックの荷台に乗ったコンテナは見かけますが、中はどうなっているのか判りません。こんな、機会にコンテナの内部を見る事が出来ました。

「雪ノ下キャベツ」北海道からなら。
帯広からでしょうか。
十勝からでしようか。
どれ程の時間で到着したのだろう。
そんな事を想像する面白さが有ります。

右のトラックは九州から来たのでしょう。車体を休めています。



倉庫内には各地から届いた野菜や果物が高く積まれています。



左の男性は名古屋市の職員で、説明し市場内を案内してくれました。
右は青果物の値を表示しています。



ダンボールのキャベツは、もう、行き先が決っています。
名古屋市内の植田と香久山。
スーパーに行くのでしょうか。



これから低温倉庫に入ります。



倉庫内にはりんごなどが並び、イチゴも見かけました。
「さがほのか」となっています。



低温倉庫を出て、次に向かったのが水産物市場です。
ここが一番、活発な時間は早朝の4時で、今は人が居なく閑散としています。



近くに停まっていた活魚運搬車です。
荷台が水槽となり、魚を生きたままで、運んできます。



のぞき窓。
ここから中の魚の状態を確認します。



魚を運搬するときに使用するケース。
このケースでタイを生きたままで運びます。



運搬車を眺めた後、本日の見学会は終りとなりました。


名古屋市中央卸市場はいわゆる名古屋市民の台所と言われている場所です。
イメージとしてロートかじょうご。水が一点に集中し下に流れていきます。その水は生産者が丹精こめて育てた農産物で、流れ落ちていくところが卸業者です。
逆に下に落ちる場所の根元が仲卸業者で、シャワーのように落下していきます。
その水滴の落ちた先が消費者宅となります。
極端に言うと日本中から集められた食材が集中し、そして又、分散していきます。

水産物の方は時間が時間だけに、内部の見学は出来ませんでした。
ニュースで、マグロが横たわる築地を外国人たちが見学しているシーンを報じていた事が有ました。
こちらの中央市場でもそのような場面が見学できればと思いました。
できる事なら水産物のセリを見てみたいです。

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