Kオジサンの気の向くまま

日々のあれこれ・・・・・思いつくまま

歩いて学ぶかかみがはら ~各務原の史跡・文化財~ ③「徳山陣屋公園」から歩く

2021年10月19日 23時28分57秒 | 史跡めぐりとウオーキング講座 等

歩いて学ぶかかみがはら ~各務原の史跡・文化財~の第3回です。今日は那加地区の北部を歩きました。歩き始めは曇り空だったのですが、途中から降りだしました。
今回歩いたコース。
徳山(トクノヤマ)陣屋公園 ー 各務用水 ー 飛鳥神社道標 ー 神明神社石燈籠
 ー 徳山陣屋公園



今日の歩くポイントです。



集合場所の徳山陣屋公園です。


徳山陣屋公園の解説板です。
旗本徳山五兵衛則秀の紹介。そしてこの場所が更木郷と呼ばれていました。
旗本として250年、この地を治めたと有ります。



各務用水に向かって歩きます。



各務用水に来ました。



各務用水の解説です。
各務用水は関市小瀬で長良川の水を取水し、岐阜市や各務原市の田を潤しています。
この各務用水の歴史についても触れています。




飛鳥観音への道標に来ました。



左 飛鳥観音近道。
右 鵜沼近道と刻まれています。
飛鳥観音と鵜沼。どちらもこの場所から東の方角となります。
と言う事は、よそから持ってきたのかもしれない。

前回、飛鳥観音に飛鳥観音への道標が有りました。
そして、今回の道標。
道標は何時の時代のものだろう。
多くの参拝者がいたから道標を設置したのでしょう。
前回と今回。
関連付けられることが面白い。




西市場神明神社に来ました。
ここには市文化財にしてされている石燈籠が有ります。



雨が降り出し、軒で雨を避けて先生の説明を聞きます。



石燈籠の根元です。
寛文の文字と徳山五兵衛の文字が読めます。
普通、石灯籠は対になっているのだが、ここは1基あるだけです。
もう、1基は何処に有るのだろうと先生は話していました。



傘を差しながら陣屋公園に戻ってきました。



雨を避けて、上屋の下で先生の説明です。
普通、旗本は江戸に居て知行地へ訪れることは、ほとんど無いと言っていました。
それに旗本は1万石以下で、1万石以上が大名なのだそうです。
ここ、徳山(トクノヤマ)陣屋は更木陣屋と呼ばれていて那加地区の北西部。西市場、長塚、山後、前野、新加納など8ヶ村が領地でした。
旗本の江戸の住まいは本所でした。
本所・深川の開発事業を推進した本所築地奉行徳山五兵衛重政の屋敷跡に徳ノ山稲荷神社を祀ったと有ります。
池波正太郎の時代小説「男の秘図」が徳山氏を捉えた話だと言っていました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 令和3年度岐阜大学サテライト... | トップ | 東海学院大学・東海学院大学... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

史跡めぐりとウオーキング講座 等」カテゴリの最新記事