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一宮友歩会 第85回例会 ウオーキングコースの下見

2020年02月15日 23時53分59秒 | 一宮友歩会下見

一宮友歩会の第85回例会が4月4日に開催されます。その下見で、仲間の人たちと木曽川町地内を歩いて来ました。
最寄り駅が新木曽川駅で、集合場所が木曽川町資料館。そして黒田城址、法運寺、籠守勝手神社、光明寺霊園、光明寺城址、北方代官所跡、などを歩きました。
どこの場所なのか分からなかった雀のお宿。地元の人の案内でどこの場所か確認できました。
まだまだ、寒い日が続きますが、少し春の訪れを感じることができました。


黒田城址に続いて来たのが法運寺です。
ここには出来たばかりの開運殿が有りました。



道端のフキノトウ。
こんなところにも春の訪れを感じます。




籠守勝手神社へ来ました。




続いて、田所遺跡へ来ました。
この遺跡。
東海北陸自動車道が建設される時に発掘調査された遺跡です。



光明寺霊園へ来ました。



霊園の一角の説明板。
光明寺村女工焼死事件の説明板が設置してありました。
明治の時期、支度金が支払われて工場に来て寄宿舎生活。その寄宿舎から出火したが戸に施錠されていて避難できなかった。男が夜這いしないようにと錠を掛けていたが、実際は逃げ出さないようにと言うもので有った。支度金が支払われていたが、実際は人身売買に等しい。
最年少は13歳の少女が居たと言う。今の時代なら児童福祉法違反だろう。それこそ、朝6時から叩き起こされ10時12時までも酷使されたのではなかろうか。
富国強兵で欧米諸国に追いつけ追い越せの時代であったが、忘れてならない事件である。
この事は一宮市教育委員会の中学校社会科副読本の中で触れられている。




木曽川の堤防に上がりました。
右手前方は一宮市体育館です。




ウオーキングやランニングに整備されたコースを歩きます。




熱心に行われているグランドゴルフ。




木曽川に池を造って釣り堀となっています。
マスでも放流しているのでしょう。
沢山の車が止まっています。



もう、レンゲが・・・・・。
耕作された田んぼで、耕されていない隅の部分です。
レンゲが顔を見せていました。




北方代官所の石碑が有る場所に来ました。
この代官所は尾張藩の村々を治めました。
同じ場所に川並奉行所が有り、木曽の山から切り出した檜などを筏で流していました。
その木が横流しされぬよう取り締まっていました。





堤防に有った高橋源左衛門旧居跡の説明板が立っています。
説明板の向こうに見えるのが名鉄の木曽川鉄橋です。
源左衛門は池田輝政が木曽川を渡った時、手助けをしたとあります。
関ヶ原の合戦の前の時期の事です。
この後、9月15日の合戦に続いていきます。




堤防から下りてきた場所で石の道標が有ります。
右津しま起道。左なこや路と刻まれています。
右に向かっていくと玉ノ井に行きます。




尾西鉄道木曽川橋駅後の説明板を撮影しています。




大正3年に新一宮から木曽川橋駅間が開業したとあります。
木曽川の鉄橋ができる前の時代です。
尾西鉄道でここまで来て、川を船で渡り笠松から岐阜へ向かいました。
そして名岐鉄道の木曽川鉄橋ができて昭和10年に名古屋と岐阜を結ぶ線路ができました。





今回の下見で「雀のお宿」と言う所を訪れる計画でした。
雀のお宿は野田素峰が大正期に虚弱児の救済のため設けた療養施設です。
一時、この地に有りましたが、恵那市の大井に移っていきました。
そのことを説明してくれた地元の佐塚さんです。
さつかの案内でワンドへ向かっています。
ワンドとは本流に繋がっている小さな池の事です。
今のシーズン。
ワンドへ白鳥が来ているという事で、向かっています。





ここがワンドです。
でも、白鳥の姿が有りません。



毎日のようにここへ来ている男性。
望遠カメラに折り畳み椅子。
それに本も持参しています。



男性が教えてくれた白鳥が飛来するサイトをスマホで見ています。
勝爺ちゃんの登山レポート。

https://ameblo.jp/katujii-0708/theme-10032551144.html
「野鳥の楽園で撮影」です。


川から戻る時、足元にオオイヌノフグリが顔を出し始めていました。




賀茂神社の「玉ノ井霊泉」です。



水が滴り落ちていました。
苔むした岩から、雫がポタリポタリと落ちていて不思議な感じがしました。



玉ノ井駅にゴールです。



感想
次回のコースの下見に行ってきました。
工女の焼死事件。木曽川橋駅跡。そして雀のお宿。友歩会のウオーキングは歴史に触れることができるウオーキングです。
フキノトウやオオイヌノフグリ。春の訪れを感じました。








 

 

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