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歴史街道を歩く会 11月例会  郡上八幡を散策

2022年11月26日 23時48分13秒 | 歴史街道を歩く会

歴史街道を歩く会の11月例会です。今回は郡上市を散策するものでした。
長良川鉄道で出かけ、いがわ小径宗祇水などを訪ねたりしました。
奥美濃の小京都と言われる郡上八幡の街を歩きました。

郡上八幡駅 ー 吉田川親水遊歩道 ー 郡上八幡旧庁舎記念館 ー いがわ小径 ー 安養寺
 ー 職人町 ー 桜間見屋 ー 宗祇水 ー やなかの水のこみち ー 郡上八幡駅



郡上八幡の中心部の地図です。
郡上八幡観光協会発行の郡上八幡ガイドマップから引用しました。



(09:44)
JR高山線の美濃太田駅です。
長良川鉄道のホームに北濃行きの列車が停まっています。



9時56分発の北濃行きに乗りました。
目的駅は郡上八幡駅です。
美濃太田から郡上八幡駅までは1,380円となっていまして往復すると2,760円です。
1日フリー切符は2,700円です。
少しでも節約と、1日フリー切符を買いました。これで60円お得です。
それに500円分の金券が付いていましたのでキーホルダーを買いました。




関駅から乗車してきたガイド嬢のおネーさん。
長良川鉄道や沿線の事、色々説明してくれました。



(10:22)
間もなく梅山駅です。
線路沿いのサクラが見えます。
このサクラ。昭和61年に長良川鉄道が国鉄から経営移管となった時に植林されたものだと説明が有りました。
当然、何年か経った苗を植えたのであろう。
あのサクラ。40年ほどが経ち成長したものです。





間もなく美濃市駅です。
反対ホームに上り列車が待っています。



ゆっくり列車を走らせる運転士。
速度計は50キロを超えるくらいの数字を表しています。



列車運転時刻表です。
関から北濃までとなっています。という事は美濃太田から関までは別の列車番号だろうか。
この列車、美濃太田を発車したのが9時56分で北濃着は12時04分となっています。
2時間ほどの乗車時間となります。
この車両、トイレは付いていません。となると途中で用をたしたくなった時はどうなるのだろう。
郡上八幡駅では4分停車です。
時間が足りるだろうか。



(10:34)
長良川沿いを走っています。
列車は美濃市の梅森駅を出てから長良川沿いを走ります。
文字通り長良川鉄道と言う感じです。
右に見える道路は国道156号線です。



第一長良川橋梁を通過します。
上のコンクリート橋は東海北陸自動車道です。
指定列車は30キロの数字が出ています。
列車はゆっくりと走行しました。
お蔭で長良川をジックリと眺めれました。



福野と美並苅安の間を走っています。
上から見ると、長良川が大きくUの字となって流れていると説明が有りました。
ここで大きく蛇行しています。




第五長良川橋梁です。
ガイド嬢の説明によると、昭和34年の伊勢湾台風の時に流れてしまい、その後釜として大井川から持ってきた橋梁なのだそうでした。



(11:18)
郡上八幡の駅が見えてきました。
上り列車が待機しています。





乗って来た旧国鉄急行色の列車です。
この車両、2022年の春から走り出した車両だそうでした。




反対側に停車していた上り列車です。
半分は長良川鉄道色で、半分はクロネコヤマトカラーとなっています。
貨客混載となっているのだそうでした。

郡上八幡駅

(11:29)
郡上八幡駅の駅前に出てきました。



郡上八幡の駅が国登録有形文化財建造物に指定されており、その解説板が設置して有りました。
越美南線の駅として昭和4年に開設したと有ります。
当然、その時代。蒸気機関車の汽車が走りました。


吉田川親水遊歩道

長良川の支流である吉田川。
その横、吉田川親水遊歩道を歩いています。




郡上八幡城が見えてきました。



郡上八幡城をズームで。



郡上八幡旧庁舎記念館の前まで来ました。
ズラーと名古屋ナンバーの車が並んでいます。
名古屋から郡上八幡へは高速道路を使えば、1時間ほどで来ることが出来ます。
古い街並の散策やお城への登城、食品サンプルの製作体験。
色々と楽しむことが出来ます。


郡上八幡旧庁舎記念館

郡上八幡旧庁舎記念館の前です。
郡上おどり。かわさきの歌碑が有ります。

郡上八幡出て行く時は 雨も降らぬに袖しぼる  と石に刻まれています。

郡上おどりかわさきの有名な歌いだし郡上の八幡 出ていく時は 雨も降らぬに 袖しぼるの意味については諸説あります。どの説でも「雨も降らぬに 袖しぼる」が「涙の別れ」を意味しているという点は共通していますが、誰との別れで涙するのかと言うことでしょう。
記念館の中の人に聞いたら、誰と誰の別れと言うわけではないと言う返事が返ってきました。
以前に、郡上藩主との別れを惜しんだのだと聞いたような記憶でした。それにしても、涙で濡れた袖を絞る。凄い表現だと思います。


いがわ小径

(12:46)
これから いがわ小径を歩きます。



いがわ小径を歩きます。



いがわ小径沿いのモミジ。



道に散らばるモミジ。



水路に魚が泳いでいます。
水がきれいです。




掟のお触れ
水路を守る掟が定められています。
代官 小径清左衛門
ユーモアが有ります。




柳町通り。
童地蔵が有ります。
その横には三猿が。
石に彫られたら三猿。可愛らしさが有ります。



(13:11)
柳町通り。
趣が有る通りです。




町内の家々に飾られていた俳句です。
このような竹ざるに結ばれた色紙の俳句。
何箇所も見かけました。
十歳も若く見られし藍浴衣
良い句だと思います。郡上八幡では毎年、夏に郡上踊りが開かれます。
コロナ禍で控えていましたが、今夏は行われました。




本町通りの桜間見屋です。




店先の肉桂玉。
ニッキ味の飴玉です。



(13:30)
桜間見屋の横の道です。
この先に宗祇水が有ります。



上から見た宗祇水です。



正面から見た宗祇水。
長年にわたって、水が湧き出しています。




宗祇水の解説。
飲料水、米の洗い場と順番が決まっています。



やなか水のこみち

(13:41)
この場所。綺麗な水が流れています。
そして、石畳みで整備して有ります。




道が広場のようになっています。
そして、周りに美術館や民芸館が有ります。
散策するの良いコースです。




(14:50)
郡上八幡駅へ戻ってきました。
15時03分発の美濃太田駅行きです。



郡上八幡駅から発車しました。
これから長良川沿いを進んで行きます。



関駅で下り列車が待機しています。
回送となっています。
この列車「ながら」で、水戸岡がデザインした車両です。


(16:36)
美濃太田駅が見えてきました。
間もなく、終点です。



最後に
長良川鉄道を使い、郡上八幡へ行ってきました。列車の中でガイド嬢の説明が有りました。列車は何度も長良川を渡りました。その際に長良川第何橋梁、と言う解説。沿線の案内が有りました。
初冬の郡上八幡を散策する。これまでも何度か郡上八幡に来た事が有りましたが、吉田川親水遊歩道を歩いたり、いがわ小径や宗祇水を訪れたのは初めてでした。それだけに新鮮に感じました。












コメント
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