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歴史勉強会 ヒストリー各務野会  日帰りバス旅行 柳生の里を訪ねて 

2019年09月27日 23時04分12秒 | ヒストリー各務野会

ヒストリー各務野会では、年1回バス旅行に出かけています。
昨年は春に実施しましたが、今年は例年のように秋にと言う事で、秋の実施となり9月の実施でした。
向った所は奈良市の柳生の里です。
かつて大河ドラマの舞台として脚光を浴びた場所ですが、今では訪れる人も無く、ひっそりとしていました。



柳生の里へ向うバスの中です。
今日の参加者は19名でした。



名阪上野ドライブイン

着いた所ですが、ネオンサインは名阪上野ドライブインとなっています。
ここで昼食をとります。






2階へ案内されました。
大食堂には既に先客が昼食中でした。
私たちは窓際の席を指定されました。





既に食事が準備され、並んでいます。





すき焼き風牛肉の一人鍋定食です。





この場所。忍者色、一色の場所です。
名阪上野ドライブインだと思ったら、こちらは名阪上野忍者ドライブインとなっていました。
もともとは名阪上野ドライブインだったのでしょう。
この場所は伊賀市で、伊賀市は忍者の街と言うイメージを売り出しています。
それに乗って名阪上野忍者ドライブインと改名したのでしよう。



干し肉の幟。
忍者が描かれています。





清涼飲料水の自販機。
これにも忍者が描かれています。





こちらはトイレ。
男女の忍者。
と言うことは女子トイレはくの一です。


柳生の里 散策まっぷ

柳生の里のチラシ。





柳生の里へ着きました。
これから柳生の里を散策します。




アノ石垣に白い塀の建物。
アソコへ向かいます。





立派な坂道です。
格調の高さを感じます。



旧柳生藩家老屋敷

長屋門が有ります。
ここを通って屋敷に進みます。





アノ建物が家老屋敷です。





額が一杯掲げてある部屋です。
右側が玄関となっていて、使者などを迎え入れるようになっています。




こちらはお庭です。




ガラスケースの中に春の坂道(一)(二)が並んでいます。
この小説。
作者は山岡荘八でした。
まだ、萬屋錦之助に改名する前で中村錦之助の名になっています。




春の坂道の台本です。
サブタイトルに柳生宗矩の生涯と有ります。
昭和46年の放映。
今から50年近くも前のことになります。






作家・NHKドラマ『春の坂道』の作者とは山岡荘八のことなのでしょう。

「武士の帯刀は抜かぬが理想」「殺人剣は邪道、活人剣こそ武士のたしなみ」--こうした柳生新陰の新しい考えと有ります。殺人剣は(せつにんけん)と読みます。活人剣は(かつにんけん)と読みます。

禅語:弟子が自ら悟りに至れるよう導く知恵の動き 禅語における「活人剣」 禅宗でいう修行者の指導方法の一つ。剣法の真剣に伝えたものであり、相手を受け入れて進ませるのを活人剣という。逆に厳しく突き飛ばすのを殺人剣という。






家老屋敷を後にします。
立派な石垣です。
この石垣はまだ、新しいと思います。




右へ行けば柳生陣屋跡です。
直進すればモミジ橋、そして芳徳寺です。


もみじ橋

打滝川に架かるかえで橋を渡ります。




石畳の道。
少しキツい登り坂の道です。


芳徳寺

芳徳寺へ来ました。
ハギが綺麗です。




芳徳寺の中へ入りました。
入った所が資料館みたいになっています。


柳生家の墓所

杉が繁る道です。
芳徳寺から柳生家の墓所へ向かいます。




歴代藩主の墓が並んでいます。



正木坂剣禅道場。

柳生正木坂剣禅道場の看板が下がっています。


今日、見かけた花たち。

①キンモクセイ。馥郁とした香りを放っていました。
②龍が口を開いたような型知の花。アキギリです。
③真っ赤なヒガンバナ。
④アカハギ。
⑤シロハギ。
⑥キキョウ。
⑦尾花。ススキ。
⑧ムラサキシキブだと思います。
⑨ツリガネニンジン。


感想
柳生の里を訪ねました。
昭和46年のテレビ放映で賑わっただろう、この地です。
今は訪れる人も無く、ひっそりとしていました。
歴代藩主は江戸屋敷にいて柳生に行くことは殆ど無かったようです。ウィッキぺディアには練馬の廣徳寺に墓があると書かれています。この柳生の地の芳徳寺にも墓所が有りました。長年、江戸にいたのだから江戸で葬られ、柳生は遺髪が収まっているのではなかろうか。
歴史を勉強できた日帰り旅行でした。



コメント
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