名古屋市美術館からの帰路、名古屋港へ行ってみました。
名古屋海洋博物館と名古屋市港防災センターへ行きたかったのです。
先日、名古屋市博物館の企画展へ出かけた後、名古屋港に向かいましたが、休みの日と有って沢山の車が押し寄せ名古屋港の駐車場に停める事が出来ませんでした。
それで、今日。出直ししました。
名古屋港ポートビル
このビルの中。
3階に海洋博物館が有ります。
企画展。
古地図から学ぶ終りの歴史~名古屋港から防災を考える~
チラシ。
こちらが企画展のコーナーです。
濃尾平野の成り立ちや天正地震と清須越しの説明です。
DVD画像で「伊勢湾台風60年」が流れていました。
伊勢湾台風のジオラマです。
流木が押し寄せ、堤防が決壊した状況のジオラマです。
名古屋市港防災センター
名古屋市港防災センターの入口です。
伊勢湾台風の展示室がリニューアルオープンしました。
2階です。
7月にリニューアルオープンした展示室です。
被害の様子①②。
伊勢湾台風の被害を現しています。
被害が大きくなった原因①②③。
高潮。土地が低かった。
流木による被害の拡大などを解説しています。
今昔物語。
あの時被害を被った場所は今、、、、、。
被害が大きかった港区と南区。
今とかつての姿を対比させています。
押し寄せた木材群。
これが、被害が拡大した原因です。
こちらは1階の伊勢湾台風記録写真です。
記録写真を大きくしました。
中央の写真。
名古屋競馬場のスタンドです。
大きな屋根が有りますが、こんな場所も避難場所になりました。
浦沢直樹の「あさドラ!」。
伊勢湾台風の襲来から罹災後、復興へと描かれています。
9月26日は伊勢湾台風が襲来した日です。
アレから60年が経過しようとしています。
名古屋海洋博物館と名古屋市港防災センターに寄りました。
両者を見て、改めて被害の大きさを痛感しました。
ららぽーと 名古屋みなとアクルス
名古屋市港防災センターへ来たついで。
ららぽーとに寄ります。
ここがららぽーとの入口です。
ららぽーとに入りました。
ここがセンターコートです。
名古屋海洋博物館と名古屋市港防災センターを見学して、改めて伊勢湾台風の被害の甚大さを感じました。
あいちトリエンナーレの5回目のボランティア活動をしました。今回、ボランティア事務局から名古屋市美術館の人員が不足していると連絡がありましたので、応募しました。
休憩時間や担当場所に置いて撮影しました。
名古屋市美術館
名古屋市美術館の正面です。
青木美紅の作品
朝、一番に着いた担当場所が青木美紅の作品でした。
作品の中央部。青木美紅の実家をイメージして作成した作品です。
四角い箱の中に手製の絵本のような物がモーターで廻っていました。
イギリス旅行で見つけたヒツジのぬいぐるみ。
箱の中の絵本。モーターでページが進んで行きます。
こちらもモーターで廻るページの本です。
青木美紅は18歳の時に人工授精で誕生したのだと告げられたと、説明に有りました。
箱の中の動く絵本は、小山内美智子さんをテーマにしていました。小山内さんは幼くして脳性小児麻痺を患いました。そして、出産するのを制限されました。美紅自身は人工授精で誕生しました。生みたくても生めない。また、生みたいのだが生む制限を受ける。そんな事を訴えていました。
この場所の担当に着きましたが、作品の壁はラメのような糸を沢山使った作品でしたので、来場者が背負っているザックで、作品に傷を生じさせないように気をかけました。
この室内に本が有って自由に手に取って見る事が出来ました。
椅子に腰掛けても良いし、マスコットのヒツジに触れても良かったです。
若い男女のカップルに腰掛けたり触れたりしても良いと伝えましたところ、この場所から去る時に「ありがとう」と声を掛けられました。
些細な事ですが、このような事がボランティアのやりがいに繋がると思いました。
藤井 光の作品
藤井光の作品は台湾で見つかった戦時中の台南を舞台にした「国民道場」のフィルムとその状況を今の若者に置き換えた映像でした。
共同生活をしていて朝の点呼。そして整列して番号。
禊ぎをする場面も有りました。
農業指導を受けたり算盤を習ったりしていました。
ラッパによる隊列行進。
こんな軍国主義を台湾人に叩き込んでいたのです。
古いモノクロフィルムと現代の若者が行進するカラーの場面。
全体を見て、反戦色があると感じました。
全ての作品が撮影OKでしたが、この藤井の作品だけが撮影はダメでした。
この場所で担当に着いていて、3人が撮影しようとしたので注意しました。
バルテレミ・トグォの作品
左が作品を使ったゴミ箱。
右はアフリカ各国の国旗をデザインしたゴミ袋。
モニカ・メイヤーの作品
手紙か、・・・・。
床にも紙が散乱しています。
この作品の場所。
通っただけです。
桝本佳子の作品
陶芸作品です。
こちらも作品の前を通っただけです。
上の左は鳥と壷が一体化していて、上の右は更と車が一体化しています。
下の両側は壷から鴨が飛び出ています。
リアルで凄い作品だと思いました。