桑名市の桑名市博物館と六華苑へ行ってきました。
先に訪ねたのは桑名市博物館です。
今月末まで「幕末・会津・桑名 -兄弟の戊辰戦争-」と言う企画展を今月末まで開催していました。
NHKの「八重の桜」が放映されている時期であり、多くの人が訪れていました。
旧東海道沿いに有る桑名市博物館です。
企画展のポスター。
この部屋が企画展示室です。
この企画展を開催していることをNHKのニュースで報じていましたからでしょうか。
多くの人が来ていました。
部屋へ入って、1番最初に有ったのが男性4人の写真で、高須四兄弟と銘打つて、展示して有りました。
長兄が尾張徳川家の徳川慶勝(55)二男が一橋家の徳川茂栄(48)三男が会津藩の松平容保(44)四男が桑名藩の松平定敬(33)と有りまして、明治11年に銀座の写真店で撮影したと書いてありました。
容保と定敬は異母兄弟では有りましたが、戊辰戦争と言う時代の波にもまれました。
桑名から会津への派兵。宇都宮で戦ったり新潟で戦ったりと転戦しました。
兄弟の絆。
色々の事が有ったのでしょう。
松平定敬は函館まで行き、戦を続けましたが最終的には降伏し囚われました。
そして・・・・・。
http://www.sakai.zaq.ne.jp/duehv307/TakasuoBrother.html
館内に展示してあった物と同じ写真をパソコンで見つけました。
次に向かったのが、六華苑です。
この六華苑は山林王と呼ばれる諸戸清六の邸宅となっていた洋館と和館の合築です。
イギリス人のジョサイア・コンドルの設計に寄るものです。
文化財に指定されています。
桑名市博物館の館内に展示して有った千羽鶴。
企画展のものを撮影することは禁じられていましたが、この千羽鶴の撮影は許されていました。
館内で、千羽鶴を制作する講座が開かれていました。
ちっと拝見しました。
曲尺を使っての制作です。
屋敷内に入って、先に洋館に行き、まず、タワー部分を見学しました。
明治の建築です。
ガラス窓のガラスは輸入したものだとありました。
ここの部屋は、湾曲したガラスで当時、国産で造る技術が無く輸入となったと説明表示がありました。
展示品の大きなトランク。
これを持つて清六は海外に出かけたのでしょう。
勿論、船で。
ガラス越しに外が見えます。
おだやかな日差しが差し込むサンルーム。
和館へ来ると新郎新婦が写真撮影をしていました。
館内を見学した後、外に出て邸宅を眺めました。
帰りに。
揖斐川沿いの所で六華苑の第二駐車場に観光案内所があります。
桑名名物となっていますが、アイス饅頭を買いました。
素朴な味でしたが、小豆が一杯使ってあり、美味しかったです。