第1日は中央道と長野道を走り岡谷ICで降りて、国道142号線を北に向かって走り、草津温泉を目指しました。
中山道和田宿。
夕方に草津温泉に着けばよいので、途中寄り道をしました。
寄り道をして和田宿に寄りました。
和田宿は中山道の宿場の1つです。
ドライブの予定では、和田宿に寄る計画をしていませんでしたが、軽井沢に向かう途中、国道142号線を走っていて、中仙道で和田宿が有ることを知り、寄ってみました。
米屋鐡五郎と言う喫茶店の軒に下がっていた大提灯です。
和田宿の脇本陣の説明板。
文久元年に和田宿は大火に会いましたが、和宮の降嫁で宿を通過する事となり、突貫工事で間に合わせました。
静かな和田宿。
中山道はあの山を越えて諏訪へ向かいます。
移設された和田宿の本陣。
本陣の大きな建物です。
使者を迎えるのは右側の玄関からです。
日本橋からの旅人たち
館内で係員の人が説明していました。
男性3人と女性1人のグループです。
日本橋から回数を重ねて、和田宿に到達しました。
言葉を交わしましたが、碓氷峠では中山道の道が薄くなり、歩くのに難儀したそうです。
今日は峠の麓で泊まり、明日峠を越えると話していました。
皇女和宮が京から江戸に向かった日が記されています。
10月20日に京都を出発して11月21日に江戸へ着きました。
私は岐阜県各務原市に住んでいますが、わが市には鵜沼宿が有ります。
鵜沼宿を10月26日に通過しています。加納宿から太田宿までを一日で歩いていますが、20キロほどの距離が有り、とても早い速度で歩いたのでしょう。10月の下旬となれば日没が早くなり太田宿の手前で提灯に明かりを入れる様な状況ではなかったかと思います。
何百人もの列が続く。
凄い長さの行列だったのだと想像します。
係員が説明してくれましたが、和田峠を11月6日に通っています。11月と言っても旧暦で新暦に直すと12月で雪が降ったそうです。
和田峠を越えるのに、雪の上にムシロを敷いて歩き易くしたと係員が話してくれました。
和田宿の中山道。
中山道の表示板。
道の駅「和田宿ステーション」に寄りました。
イベントが開かれていて、山菜のてんぷらが作られていました。
軽井沢。
この後、国道142号線を走りましたが、途中には芦田宿や望月宿が有り国道142号線は中山道のコースと重なっています。
草津温泉に向かう途中、軽井沢に寄り道しました。
軽井沢に着き街の中を散策しました。
並木が有り、落ち着いた感じの町です。
色々の店が並び、眺めてみるのも、面白かったです。
洋品店をのぞいてみました。
可愛らしい図柄のハンドタオルの店が有りました。
軽井沢チーズスイーツの店。
Ateliev de Fromageと言う店です。生チーズのソフトと飲むヨーグルトを買いました。
旧軽井沢銀座通りで、日曜日で歩行者天国になっていました。
多くの人がいて賑わっていました。
らくやき陶画堂。
著名な人が立ち寄り、絵皿を残しています。
土屋写真館。
ガラスケースの中に明治の頃の写真が展示して有りました。
その頃から外国人が来ていたようです。
通りの奥まで歩いてくると、歩く人の数が少なくなりました。
軽井沢テディ公房の前で記念に・・・・
実は、この記念写真の撮影に強引に頼んでしまいました。
テディベアの前で男性がカレーパンを食していたのです。
ベアの首に6月2日のプレートが下がり、思わず男性にシャッターを切って貰うのを頼んでしまいました。男性は食べかけにもかかわらず、気良く応じてくれました。
申し訳なかったです。
この店では980円のサスペンダーを買いましたが、840円にしてくれました。
軽井沢は色々の店が並んでいて、見るだけでも楽しい店が並んでいます。
猫のキャラクターの品々が並んでいました。
猫の好きな人には堪らないでしょう。
軽井沢で挙式する人が多いのでしょう。
ウエディングドレスの店を何軒も見かけました。
マリリン・モンロー像が店の前に。
250円の駐車場が向かい合っていす。
私たちは左側の駐車場に停めましたが、その時は、右側の駐車場は400円でした。
散策して戻ってきたら、右側が値を下げて同額になっていました。
メロディライン
軽井沢から草津に向かうのに、国道146号線と292号線を走りました。
途中、メロディラインが有り、走っていて音楽が鳴る構造になった場所が有りました。
始めは「おお、牧場は緑」でした。50キロで走行すると、丁度、良い音が聴けるのでしたが、坂道で少し早くなり、回転数の早いレコードみたいな感じがしました。
もう一箇所は草津温泉が近くなったところで、草津節が鳴りました。こちらは40キロが最適スピードとなっていました。
良い状態で曲を聴くため速度を下げさせる。スピードを抑制する効果が有るのでしょう。
ハンドルを握っていて、面白いと思いました。
草津温泉。
草津温泉へきて、時間が有ったので温泉の中心である湯畑に着てみました。
湯が沸々と湧き出ていて硫黄臭が漂っていました。
湯畑です。高温の湯が湧き出し硫黄の臭いがしました。
湧き出た湯の温度を下げるため樋の中を流します。
木の樋の中を温泉が流れていきます。
流れる湯が一箇所に集められ1本の滝のように流れます。
湯畑の前で湯の花を売っていました。
浴衣姿の観光客。
湯畑の周りに旅館が並び、旅館から出て来た人たちでしょう。
今夜、泊まる「かんぽの宿草津」です。
夕食の時、日本酒を味わってみました。
どれも、山の名の付いたお酒です。
群馬県の山にちなんだ名のお酒。左が赤城山。右が榛名山です。
左側は私が飲みました。
右側はカミさんのです。
私の赤城山は冷えていましたが、カミさんの榛名山は冷えていませんでした。
冷えていませんので余計に甘く感じました。
カミさんが少し、口にした後、私が戴きました。
コップ1杯が500円と安かったです。
今夜の夕食です。
内容は選べる夕食となっていて、右中の赤城豚の山葵ソースがメインです。
上左 前菜三点盛り 中 御造り 三点盛り 右 地元野菜盛り合わせ
中左 鍋料理 田舎汁味噌仕立て 中 油物 キスと筍の挙げ出し風 右 赤城豚
下左 わらび豆腐 中 炒り子菜飯 デザート
夕食のメニューです。
メインはチョイスできるようになっていまして、赤城豚の山葵ソースを頼みました。
この地方では月遅れで節句を祝うのだそうです。
端午の節句の飾りが展示して有りました。
最後に
和田宿の本陣が資料館となっていた和宮の降嫁が詳細に説明して有りました。
京から江戸へ向かった和宮。
知らぬ土地へ嫁ついで行く。凄く不安が有ったのだろう。
一旦、将軍家へ嫁入りした後は、里帰りなどは出来たのだろうか。
色々と本人が大変で有っただろうし、道中を通過させる沿道。
道の整備や行列の警護。
和田宿が大火に会い復興して行列を通すまでが大変なことだったのだろう。
軽井沢の町を歩きましたが、旧軽井沢の銀座通りは日曜日で歩行者天国となり、多くの人で賑わっていました。この沢山の人が集まる通りよりも、軽井沢駅から旧軽のロータリーまでの通りの方を気に入りました。
色々の素敵な店が並んでいます。
そんな店を眺めながら歩くのが面白と思います。
湯畑は草津温泉のシンボルの場所です。
硫黄臭が漂うところへ行ってみました。
何故、あのように樋で湯を流すのかが判りました。
初てかんぽの宿に泊まりました。
部屋は二人で8畳でして、ゆったりしていました。
部屋に入ったとき、畳の臭いがプーンとしました。少しづつリニューアルしているのでしょう。
快適に泊まる事が出来ました。