朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

花見でのマーケットプライス

2009-04-19 | 国内各地の風物
市場価格のことを考えてみます。

 「花より団子」と言いますね。花鳥風月を愛でて、宴会を催すのはこの国の伝統・習慣となっています。
 
大阪、造幣局の通り抜けに晴天に恵まれた4月18日(土)に行きました。
 大変見事な桜、つまり昨今流行のソメイヨシノではない、八重、菊花、大輪や遅咲きのサクラを、丁寧にお世話して見事に咲かせ、市民、府民、国民そして世界の人々に鑑賞させてくれます。

飲食の屋台、これも守るべき日本の伝統文化です、稼ぎ時なので大変にがんばっていました。
 天満橋駅で下車して、案内看板や交通整理の方の指導に従って橋を渡りました。

 少し喉が渇いてきたので、道路沿い売店を見ると「ビールはこの先は高くなります」と張り紙がありました。その店では缶ビールが350円。
 そうかな~~?と。でも、のど乾いたので買ってしまいました。

 造幣局の門に着くと「構内飲食禁止」の掲示があったのです。しょうがない、そのカンbeerは門前の公園で消費しました。



 すばらしいサクラの花々を鑑賞して、通り抜け終点を右に折れ、天満橋に戻るために川沿いの公園に降りました。ここはここで、ソメイヨシノの葉桜がしっかりと並んでいました。
 ここでのメインは露天商さんたちのお店です。ほとんど全てが飲食店。

 そこで、缶ビール価格のリサーチをするアイディアを思いつきました。
 その結果を、写真で掲載します。

 市場価格、つまり、「高く」ても買う人が多い「場所」では、缶ビール500円。高いところでは、価格表示の掲示はありません。でも値段を聞かずに注文した人は、言い値で、全員が買っていました。(その屋台の近くで10分くらい焼ソーセージ(不味かった)を食べながら観察)
 なんと、そこいらではお茶やコーヒーが「300円」でした。下記の写真では200円の表示ですが、ボクがまん前で観察していたおっさんは、petのお茶を300円で売ってました(価格表示なし)。
 ふらふら歩いて、さりげなく500円を表示している表示ビラを撮影できました。


 その場所から少し離れると、400円になります。ただし、価格はまだら模様。
 花見散歩に特化した区域の外周部(つまり数分歩けば、コンビニや酒屋自動販売機がある地域)では、350円となりました。
 
自由経済の「見えざる手」が、機能していますね。






 
※普段購入するスーパーや量販酒店での価格では、6缶で1200円程度と思います。つまり、350mlビール1缶の市販実勢価格は約200円でしょうか。銭湯の自販機では300円かな。
コメント (2)
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