朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

うどん屋、アントレプレナー

2009-04-26 | 食べること、レストランなど
また、食べ物の話題です。
 京都には、伝統に裏づけされ、技術が卓越していて最高の材料を惜しみなく使う「高級な」料理屋は相当に多くあります。 [とうとうミシュランガイドが、京都大阪ガイドを今年秋に発行するそうです。出してもいいけれど、東京版のような形容詞過剰で本質的情報は不十分、読者ウケ狙いで店内インテリア写真と料理の映像が半分以上を埋める形式ではなく、...本国フランス版のように文章と記号、地図を中心として客観的に記述すること、そして星なしの特長ある店を多数掲載してほしい。店内写真、料理の写真は不要です]

 昨日は平安神宮の東側、岡崎のうどん屋に行きました。ネットのクチコミで大変評判がよいのですが、期待にそぐいませんでした。幸い、雨で天気悪く、時間も少し昼食時間をはずしたせいか、並ばずに入店できました。
 
 肉うどん、土ゴボウ入り、を食しました。いや~、おいしい。太いうどんのコシがしっかりしていて、つゆが香りよく薄味だけれどやや甘みもあり、ゴボウのだしがしっかりと引き締めていました。
 
メニューに書いてあった、店主の挨拶文によれば、数年前に脱サラして次の職業に迷ったけれど、「うどん」を選び、精進してこの店を開いた。とのこと。
 アントレプレナーですね。 店主自ら、スポーツ刈り頭でうどん茹でたり、店内気配りしていました。


 
 庖丁一本 晒にまいて 旅へでるのも 板場の修業 待ってて こいさん※ 。。。の法善寺横町の時代ではないのです。ネットクチコミで、一挙に評判を高めて人気店になれる時代となりました。味、価格、店内、スタッフ、サービス、マネジメントを他店とどれだけ差別化できるかどうかだと思います。
 ※「月の法善寺横町」(作詞十二村哲 作曲飯田景応 唄藤島桓夫)



コメント (3)
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