朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

明治天皇の陵

2013-05-28 | 京都の文化(夏)
かつては豊臣秀吉が築いた伏見城があった小山の上に、この御陵があります。大正天皇以降の天皇・皇后の陵は東京都八王子市に作られたため、近畿地方以西に作られた最後の天皇陵です。



JR奈良線桃山駅からゆるい登り坂を5分くらい歩くと、この写真にある入口に到着しました。



そこからの砂利道の参道が、とても長いです。両側は鬱蒼たる森になっています。



伏見城の旧石材とみられる石が展示されていました。



参道を約10分歩くと、宮内庁桃山陵墓管区事務所がありました。ここで、一昨年、東京から来た友人たちは「陵印」(歴代天皇陵参拝記念の朱印)を押すことができたと話していたことを思い出しました。



周辺の案内略図が貼ってありました。



明治天皇伏見桃山陵です。鳥居の奥に石を積み上げた場所が見えました。



陵墓の南面には急な広い石段が作られていて、眺望が広がっています。

この地区の北側には、伏見桃山城の模擬大天守、小天守が建っていて遠方からもよく見えますが、それはかつて遊園地「伏見桃山城キャスルランド」として近鉄グループが作ったものですが、現在は廃園になっており京都市に寄付されています。耐震性に問題が有り中に入ることはできません。
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