朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

高校同窓会

2013-05-22 | もろもろの事
5月18日(土)に奈良にて高等学校の同期会がありました。



卒業生は150名、うち約50人が参加しました。判明している物故者が10名とのこと。合掌。

お一人の恩師(85歳)が参加されてました。その後、大学教授になられ定年退職後もライフワークで米国歴史書の執筆のためPCにて文章を入力していると話されていました。まったくお元気です。



イベント内容が多くて、個々の出席者の近況報告は、欠席者で連絡があった方を含め配布した紙面にて各自が読んでくれとなりました。

全員が法律用語「高齢者」の仲間入りを果たしているのですが、その近況を読むと男性の2~3割と女性の1割は常勤や非常勤で仕事しています(医師等専門職、大学教員、経営、ピアノ教師など)。返信のない人のことも分母にすると、有職者の比率はその半分かもしれません。

趣味生活のレポートに加えて、病気経験や親の死去、孫の誕生を述べています。がん治療の報告も増えていますので、逆に言うと、がんの多くは治るという実例を沢山教えてもらいました。

出席していたM君は、耳鼻咽喉科の医師ですが、3年半前に自らが下咽頭がんに罹り摘出手術を受け、食道に空腸を移植。声を失っていますが、その事実を司会者の手助けで「話して」くれました。首の下部に開口部を作りそこから呼吸と食物取り入れをするそうです。のどに接触させて音を発生する器具を使えば、ある程度の「音声」を発生することは可能で、その実演も見せてくれました。本人が専門医なので、これからの経過や5年生存率予想も十分に認識していると、とても明るく話してくれたのでした。



日本の人口ピラミッドです。我々の世代は、上の方にあるギャップのすぐ下。ここから数年間がいわゆるベビーブーム世代です。
ハッチになっている平成生まれの数字が年々減少しています。



大学進学率の経年変化のグラフです。

この高校の卒業生は、半数が女子ですが、その人達も含めてほとんどが進学しました。その当時の4大進学率は十数%でした。女子の人たちは大学卒業後、多少の就業経験をし寿退社、専業主婦の経歴が大多数だったと思います。

欧米、あるいは多くのアジア諸国の高学歴女子とは現代でも相当違います。少子化となる今後、男女共同参画の必要性は益々高まっています。

高度経済成長をへて概ね平和で安定した国となってはきたのですが、別の社会問題や政治課題が現れています。
コメント (4)
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