曼珠沙華
地中にある球根がごのようにして季節の移ろいを知るのだろうか。
毎年きちんとお彼岸前に一斉に花を咲かせる彼岸花。
Nikon D300sにタムキューで
数年前からここの直ぐ裏手まで宅地開発がされてきて、湿地の湧水が枯れて乾燥化することにより消えてしまうのではと心配していたけれど今年も小さな白い金平
糖のような花を咲かせていました。しかし流れていた湧水が少し少なくなりつつあるような気もするのでこの先が心配。
同じ場所に沢山あったトウカイモウセンゴケとサギソウは姿を消していました。
庭の雑草が雨続きで伸び放題になって大変なことになっている。何度も手で抜いているがおっつかない。
ツユクサの花、近くによると花弁から小さな水滴を出しているようにキラキラしていたのでマクロレンズで思いっきり近づいてみたが思うようには撮れなかった。
絞ってみても全体にピントを合わせるのが至難の業。諦めた。
ここ半月ほど毎朝庭に2羽のツグミがやって来るようになっている。梅の枝に切ったミカンを置いており、これをついばんでいるのはメジロかヒヨドリだろうが、このツグミを見ているとリュウノヒゲの実を食べている。身体を草の中に突っ込んで食べ、しばらくすると白い種をプップッと吐き出している。今までは見たことはなかったので他にエサが無くなってきているのだろうか。
家の中から窓ガラスごしに3mの距離で撮れた。
この青い実を食べている
根が漢方薬にもなるというセリバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)は愛知県では飯田線三河槇原駅近くの県民の森、そして瀬戸市北部の2ケ所に
群落がある。岩屋堂にある寺の本堂の扉は閉まっていたけれど参拝し裏手に回る。そうすると竹で組まれた入山禁止の立て札がある。本当は住職の許
可を得なければいけないのだろうがそっとまたいで入っていくと。小さな白い花を咲かせた株が目に入ってきた。株を踏まないよう注意し数カットシ
ャッターを切る。三脚は使わずマクロレンズで寄ってみたがピントを合わせるのが難儀だ。
確かここにはバイカオーレンもあると聞いていたが見つけることは出来なかった。
裏手の山が宅地開発中でもう見られなくなるかも知れないと思っていたシラタマホシクサ。残っていればそろそろ咲いているだろうと心配しながら行ってみると・・・いっぱい咲いて今
年も大丈夫だった。
今頃の季節になると小さな白い花を咲かせる。昔、この辺りに群落が一杯あり女の子が摘んでは首飾りなどを作って遊んでいるのを見た記憶があるが、今はもう殆ど消滅してしま
った。この場所は保護もされていない知る人ぞ知る場所だが足跡が沢山あったので見に来ている人も結構いるのかもしれない。
去年は近くでサギ草も沢山見かけたけれどことしはシラヤマギク(?)しか確認できなかった。
向かう途中赤い小さな花を咲かせていたミズヒキの群落。
Nikon D300S/Tamron 90mm f2.8MACRO
墓参りを終えてから家にほど近い田んぼの畦道に彼岸花を見つけたので行ってみる。
畦道は地主が定期的に草刈り機で草を刈るのだがお彼岸あたりになるとちゃんと見る間に茎を伸ばしてきて一斉に花を咲かせる。
この場所も確か2,3日前に草を刈っているエンジン音がしたが白花と紅花の両方が咲き揃っていた。
20株程植えた所で蒸し暑さで気持ち悪くなり中止。
もっとも、台風16号の動きによっては直撃コースとなる可能性もあるが、そうすると植えたばかりの若苗はひとたまりもない。という気持ちもあって台風が通り過ぎるまで待つこ
とにする。
散歩の途中で見かけた野草の花の続き
マルバコウソウ
センニンソウ
秋の七草の一つ、根が葛切りや葛根湯の原料になる人間にとって有益な所もある葛の花は綺麗。しかし夏になると蔓が勢いよく伸びて途中から根を出して根付いてしまいどんど
ん広がってしまっている非常に迷惑な部分も多い野草。
アメリカにも進出してその繁殖力の強さで今は有害植物となっている。
コムラサキシキブ
キツネノマゴ
昼下がり、久し振りに川岸をカメラを持って歩いてみると蒸し暑さでじと~と汗が滲んでくる。
それでも季節は進んで秋の野草が花を咲かせている。
マクロレンズを向けて撮ってみた。
ツルボ 所々で集団で咲いているが美しい花だ。
ツリガネニンジン
マメアサガオ
ヒレタゴボウは田んぼの雑草。耕作放棄地に集団で黄色い花を咲かせていた。
高原の頂上付近は牧場にもなっており毎年8月頭には草競馬も行われる。
冷たさを感じるほど涼しく気持ちの良い朝、広々とした高原の牧場で牛たちもゆっくりと草を食んでいた。
エゾカワラナデシコ クルマバナ ゴマナ
サワギキョウ ツリガネニンジン ネジバナ
ノアザミ ハクサンフウロ マツムシソウ
標高が1700m近く亜高山帯に位置する高ボッチ高原。遊歩道を少し歩くと色々な花を見かけた。
レンゲツツジが有名であちらこちらに沢山株があるがこの季節にはもう咲き終わっており6月終わりごろから7月に来ないと花を見ることはできない。
花の名前は良く知らないので調べてみたが、或いは間違っているものもあるかも知れない。
蝶も一杯ひらひらと飛んでいるがカメラに収めるのはとても難しい。小鳥も声はするけれど姿を見かけるのは意外と少なかった。
マルバダケブキ ママコノシリヌグイ ツクバトリカブト
ヤマノトラノオ ヤマホタルブクロ ワレモコウ
アキノキリンソウ ウメバチソウ ウスユキソウに似ているが?
雨上がりの朝、前の家の庭に咲いている紅いオシロイバナのような花を撮ろうとファインダーを覗くと丸ボケが虹になってくれた。ちょうど光の入射角度の具合が良かったようだ。
マニュアルにして絞りとシャッタースピードを調節して撮ってみた。アンダー気味だがなんとか写ってくれた。
この白い紫陽花は数年前の植樹祭でいただいたものを玄関先に植えていたが去年は1輪、今年は4輪の白い花を咲かせてくれた。
色は最後まで変わらず白いまま。
いつもの川沿いの道で。
梅雨時になると咲き始めるネムの花、花火模様の姿を見つけた。
萩ももう咲き始めている。季節の移ろいは本当に早い。
Pentax K-r/DAL70-300mm
日課になっている朝の散歩。自分なりのコースを色々変えながら4~5km程歩いている。
今朝は川沿いの散歩道から水が張られた田んぼの中を歩いていってみた。
1ケ月程前に植えられた稲の葉先からの雫が美しく輝いている。
5羽の子供を釣れたカルガモが川を下って行ったので見ながら一緒に歩く
ハルジオンとヒメジオンの違いがよく分からないが。ハルジオン?
スイバからのクモの糸が陽を浴び、夜空に流れた星の軌跡に見えた。
隣市のほぼ同世代のブロ友さんが毎日近所を歩きながら色んな視点で野草の花や野鳥の素晴らしい写真をアップされている。
同じように近所を歩いているけれど知識も及ばないのでなかなか同じようにはいかない。それでも時々はカメラを持って出るようにして歩くと自然と周りに意識がいって撮る素材も目に入っ
てくることもある。そんな時に撮った野草の花。小さくても色合いや形など園芸種に負けない魅力を感じる。なかでもお気に入りの花。マツバウンラン。今年は家の庭にもいっぱい咲いている。
ニワゼキショウも好きな野草。
去年まで家の前の畑に一杯咲いていたけれどどうゆう訳か今年は殆ど花がみられない。雑草といっても毎年同じ場所に咲くのではなく色んな種類が入れ替わっているのが分かる。
白花