鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(9/10)

2013-09-10 08:30:00 | 日記
 河川は流域の雨の通り道です。川が長く流域面積の大きな河川は大量の雨水を集めます。
 先日の雨で江の川中流の水位が近年にないほど上昇しました。普段1メートル余りの水位が10メートルにも達するのですから、河川流域の住民の方々は不安に思われたことでしょう。
 上流の中国山地に広い流域面積を持つ江の川の宿命でしょうか。普段、ゆったり流れる大河が持つ恐ろしい一面です。
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鮎釣人の日々(9/9)

2013-09-09 08:30:00 | 日記
 洪水のたびに川の形状や底石の状態に変化が生じます。洪水は水圧で動かせる石を下流に移動させます。残るのは根の生えた岩だけです。
 石の流されやすい場所がある一方、流されてきた石が溜まりやすい場所もあります。川の石はもともと山の石です。山の石が谷に転がり、谷の土砂とともに川に流れ出ます。
 大きな洪水時には石は海にまで転がり出ます。途中に淵や堰堤やダムのある川では深みに溜まります。
 このことが繰り返されていれば、川に石が無くなることはありません。ところが残念なことに、ほとんどの川の上流部では、石の供給源になる谷が砂防堰堤で仕切られ、砂は多少流すものの、川の生産基盤である石の流出を食い止めているのです。そのうち、日本の川は石の無い川になります。
 さて、昨日は日野川を見て廻りました。先月末から昨夜までの雨で、水位が倍近く高くなっていました。やや強めの笹濁りで、石は真っ白の白川状態でした。このまま雨が降らなければ週末に川に入れるかどうかと言ったところでした。
 不完全燃焼のまま今年の鮎釣りも終わるのかと、寂しい気がしますが、終盤の終わり方はいつもこんなものです。
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鮎釣人の日々(9/8)

2013-09-08 08:30:00 | 日記
 夕暮れ時の川風の冷たさを感じながら竿を出します。昼間釣り尽した場所や瀬肩のチャラ瀬にオトリを入れます。残念ながら追いはありません。
 鮎の多い年だと、夕方には群れ鮎や出鮎がチャラ瀬や瀬肩に付きます。入れ掛かりになることがあります。最近の日野川ではそんなことが少なくなりました。
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鮎釣人の日々(9/7)

2013-09-07 08:30:00 | 日記
 一週間以上、雨が続きます。時間をかけて増水した川は、平水に戻るのに降雨期間ほどの日数が掛かります。今シーズン、あと何日、川に行けるのでしょうか。少ない釣行のチャンスを大切にします。
 こうして、私の鮎釣シーズンは満足な日々の無いままゴールを迎えるのです。
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鮎釣人の日々(9/6)

2013-09-06 08:30:00 | 日記
 カンパチの幼魚(アカヒラ)が大きくなりました。安くて鮮度がよいものが店頭に並ぶので、買って刺身にします。
 南の海で生まれるカンパチの稚魚は日本海へは対馬暖流に乗ってやってきて、冬を迎えるまでに幼魚~未成魚にまで成長しますが、その後のカンパチの姿は見たことがありません。冬の低水温によって死滅するのか、途中、南方に引き返すのか不明です。
 年魚であるトビウオやイカは産卵後死滅しますが、カンパチの場合、どうなるのか知りたいところです。
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鮎釣人の日々(9/5)

2013-09-05 08:30:00 | 日記
 雨模様の日が多くなりました。国土交通省の河川情報を見ると川の水位は高いままです。この時期は、農地への取水が減って高水位状態が続きます。濁りはさほどありません。
さらに、台風の接近があると、洪水に備えダムの水位が下げられます。毎日、多めの放水があります。
 残り少ない鮎シーズンですが、終盤は増水や台風の影響を受け、満足な釣りにならない年が少なくありません。曇り空を眺めては、深くため息をつきます。
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鮎釣人の日々(9/4)

2013-09-04 08:30:00 | 日記
 少し涼しくなって、煮魚を食べたくなりました。いつものお店に行くと、型の良いハタハタがありました。
 白醤油で薄っすらと煮上げましたが、ハタハタの腹をよく見ると親指程度の大きさの卵巣に卵(ぶりこ)が詰まっています。山陰沖のハタハタにも産卵準備が始まっているのです。海の中でも季節が移ろっていることを知らされました。
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鮎釣人の日々(9/3)

2013-09-03 08:30:00 | 日記
 急に涼しくなりました。水温も一気に下がって腰以上の深みに立ち込むと腰が冷えてくるのが分かります。
 こうして、水の冷たさを感じながら周りの景色の移ろいとともに、私の鮎釣りはフィナーレへと向かいます。
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鮎釣人の日々(9/2)

2013-09-02 08:30:00 | 日記
 義父、実母とあちこち、病人だらけの状況です。たまたま、高齢の親族が同じ時期に病気になっただけの話かも知れませんが、どちらも重たい話です。
それぞれの年齢を考えると、天寿に相当する年齢ですので、「まあ、いいか」の世界です。
 しかし、家族の負担を考えると、病気の本人が寝たきりになった時、自分の口から栄養が摂れなくなった時、その先どうしたいのか、本人の意思が事前に明確になっていると、家族の負担は軽くなります。
 さて、今日は私の62才の誕生日。あの世の彼岸がチラチラするまでは、川に行く体力、包丁を握る集中力及び遊び心を養い続けます。
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鮎釣人の日々(9/1)

2013-09-01 08:30:00 | 日記
 増水した川で、ゴミの多い瀬肩にオトリを沈めると石裏のヨレでゴミに掛かって根掛かりします。外しに行けません。浮石の下にはヨシの根、木の枝、生活ごみが入り込んでいます。
 一日に何度も根掛かりを起こすと戦意を喪失します。その晩の仕掛け作りを思うと気が重くなります。
 さて、今日から九月、日野川の釣りもあと僅かになりました。一尾一尾、丁寧に釣ります。
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