鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(11/17)

2013-11-17 08:30:00 | 日記
 妻を連れて介護施設に入所している義父の様子を時々見に行きます。義父はこの夏脱水症で倒れ、病院に3か月入院し、口からの栄養摂取が困難になったため胃瘻の手術を施し、症状が安定したことから、9月末に現施設に入所しています。
 入院中に起立もできなくなり、以降、排泄も紙おむつの中です。自らの意志で起き上がることもなく、口から飲食することもなく、便器に排泄することもなく、ただ生きていると言った状態です。栄養状態は倒れる前に比べ格段に改善されました。この状態は当分続くと思われます。見舞っても、何も話すことはありません。本人も我が身の置かれている現実を理解しているらしく、何も言おうとしません。私達は、ただ顔を見て帰るだけです。
 施設入所料は月々18万円程度で、本人は理解していませんが、支払いは本人の預金通帳から口座振替で支払われます。本人の直接支払う額は年金や預貯金で十分賄えますが、支払いの中には介護保険や後期高齢所医療の自己負担分も含まれています。
 義父は要介護4のレベルにあり、介護保険では月額約30万円分(限度額)の介護を自己負担1割で受けることが出来ます。また、後期高齢者医療も一部適用されていますので、義父が生きていく月々の経費は約50万円になります。年間、600万円の生命維持費です。そのうち、60%以上は税金で賄われます。国の医療・福祉財源の破綻原因です。
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