小学校の片隅にある文学碑
勝海舟生誕の地に隣接して両国小学校がある。その校舎の南西の角に文豪芥川龍之介の文学碑が立っている。作品はもちろんのこと、風貌からしても、生き方からも天才というにふさわしい生涯を歩んだ文学者が幼/小/中と学んだのがこの両国であった。
代表作の一つ「杜子春」の一節が刻まれている。35歳でこの世を去った天才は数々の名作を残した。もちろんくらぶべくもないが、我が身のぐうたら生きている毎日を思うと忸怩たるものがある。
府立第三中学校(現在の両国高校)から成績優秀により無試験で第一高等学校第一部乙類に入学、その後東京帝大英文科に入学・卒業した。母親が早くになくなったため、母の兄芥川道章に引き取られ13歳の時養子縁組をしたという。
この碑は両国小学校115周年記念事業として建てられたものだそうだ。
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