遅いことは猫でもやる

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名前に寄り添う

2013-12-25 00:48:09 | 行ってきました


久しぶりに、コンサートというかライブと言うか、フルート・ピアノ・ホルンの演奏会に出かけた。ホシザキ電機の坂本さんが応援しているとのことで、場所はドルチェアートホールNAGOYAである。前回は夏の佐村河内守のHIROSHIMAを聞きに行って以来だ。
管楽器の販売会社に併設されている、収容人員100人ほどの小じんまりしたホールで室内楽を聴くには格好の場所である。楽器の種類からして難しいクラッシックな曲目かとおもいきや、ジャズっぽい曲目が多く、気楽に聞ける演奏会であった。

プログラムにはX`mas Concert「KEITA MEETS AKAONI」とある。クリスマスに赤鬼とは奇なる組み合わせだと思ったが、演者を見て納得。ホルン東谷慶太、フルート赤木りえ、ピアノ鬼武みゆきという面々だ。名前の組み合わせであった。

こういう楽器の組み合わせは初めてだが、なかなか面白い。やわらかなホルンの音色が心地よく聞けた。フルートとピアノの相性は以前豊田で山形由美の演奏で味わったことがある。時に優しく、時に鋭いフルートは表現の幅が広い。ホルンは柔らかく、包むような音色だ。

鬼武のピアノは力強く、激しく全体をリードする。名前のごとく鬼のような演奏ぶりだ。彼女自身の作曲「里山」(柳生博へのインタビューから曲想を得たという)、アンコール曲「アベ・マリア」のような柔らかい演奏が、私には快く響く。ジャズの分野では彼女はアドリブも加えて引くというが、どこがその部分なのか原曲を知らないのでわからなかった。しかしピアノを自在に操り演奏するスタイルはさすがプロだと思わせるに十分である。

肩のこらない楽しいコンサートであった。一緒に行った畏友ご夫妻と遅めの食事に出かけたが、軽い興奮が残っており知らず知らず酒量が増えてしまった。(単なる飲兵衛の言い訳かもしれない。)

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