遅いことは猫でもやる

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地球の裏側探訪記(18)真夜中のウユニ

2017-03-06 15:41:31 | 行ってきました

満天の星空

いよいよウユニ本番。朝3:00にホテル出発。新月に合わせて此処に来ているので、もちろんまだ漆黒の闇夜である。ガイドの名前は忘れてしまったけれど、行動的な女性の方だ。一方ドライバーはここでの経験を30年ほど積んでいるベテランだという。確かに暗い中、2台のSUV(我々はトヨタのランクル)に分かれて進むが、轍が交錯する泥道を迷うことなく進む。鏡のような水面のところで停車。遠くに同じように星空見物のグループが車を止めている。

見渡す限りの平坦な平原で、微かに遠くの山の影が見えるだけのところを自信アリげに進む。車の中で長靴に履き替え外に出る。一面の星空。「降るごとく」と言うが、まさに満天の星、確かに頭上の銀河もミルキーウエイと言う名の通り、無数の星が集まりボーッと白く輝く。流れ星が幾つも走るが、頭上の星が水面に映って足下を走る。これほどの星はモロッコのサハラ砂漠以来だ。ただ当たり前だがあそこには足下の水鏡はない。

持参の三脚をセットし、露出を色々変えて撮影してみる。ガイドはカメラに詳しいらしく遼馬君と何やら打ち合わせしている。花火を持ち出し我々に持たせて点火し、あれこれと注文をつけてカメラを向ける。成功した2枚を上げておきます。いずれの写真も足下の水面がきれいに対称的に映っている。


満天の星を眺める

アート作品

結構冷えてきたので、車の中に戻るが、ガイドさん達が何やらごそごそしていたと思ったら、湯気の上がるカップを差し出した。ホットワインだ!シナモンを効かせたあたたかいワインが身体に沁み通る。目の前の景色とともにこの暖かさにも感動した。

ゆっくり味わっているうちに空が少しずつ青みを増し、やがて赤くなってきた。太陽はみるみる地平線を離れる。ここは何もかも上下対称なのでそのスピードも早い。感動と興奮の覚めやらぬ中、8時頃、ホテルに戻り、シャワーを浴び朝食とした。


夜明けのウユニ

周りのグループの影

車の間から太陽が登る

日が昇る

一面の塩原

すっかり日は昇った

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