私が経営している会社の顧客は、幸せなことに
国内、或いは世界的に見ても一流と呼ばれている企業や機関ばかりです。
土曜日、社員の結婚披露宴に招かれ、出席しました。
名古屋港のイタリア村の中に在る小さな教会で挙式、
参列者が見送る中、ゴンドラに乗って
海辺のしゃれた披露宴会場に移動すると言う
若者好みの趣向でした。
奥様は知的なほっそりした美人で、
傍に立つ新郎がすこし鈍くさくみえてしまいますが、
本人の力強く、男らしい決意表明に、とても好感が持てました。
新婦のお父様が車椅子を押され、
花嫁の介添え役でバージンロードを一緒に入ってきた結婚式も感動的でしたが、
その後の披露宴は、友人、親戚などのトークと芸で
大いに盛り上がりました。
その盛り上がった宴の最後に、祝辞を述べた新婦の友人がいました。
スタイル、容貌、抜群でしたが、
その挨拶が堂々とした話し方、心を打つ内容で、
しかも過不足なく、まさに才色兼備を絵に描いたようでした。
お酒が回り、少し乱れ加減であった出席者も思わず引き込まれて、
会場が静かになったほどです。
あまりにそのスピーチがすばらしかったので、
終わってからその方にご出身を伺いました。
(誓って言いますが、邪心からではありません)
勤務先はトヨタ自動車、職業は役員秘書だとのことでした。
それで「ああそうか」と納得しました。
この方が立派だからトヨタが採用したのか、
トヨタに勤務されているから立派になられたのか、
どちらかはわかりません。
#おそらくその両方でしょう...
・・・・・
翻って考えてみると、
私たちも、多かれ少なかれ程度の差こそあれ、
そんな目で見られているのではないかと思います。
クイックスに勤めているから、お客様の立場で考え、
自己啓発に努め、明るく楽しい生き方をしている。
またはそういう人だからクイックスの社員になれる。
そんな社員の集まりになったら、世間から評価され、
とても良い環境になると思います。
一流企業と一緒に仕事をするのに
このことは大事なことだと思います。
彼女が新婦側の受付をしていたときから、持参したご祝儀の受け取り方など、普通の友人らしくないというか、ソツの無い(というかプロっぽい)対応が気になったいました。
新婦が旅行から帰ったら、真っ先にどんな人なのかを聞かなくてはと思っていました。
それにしても彼女のスピーチ、我を忘れて聞き入ってしまいました。私の未熟なスピーチが、彼女のスピーチが始まる2時間ほど前に終わっていた巡り合わせにひたすら感謝しております。
新婦のご友人は彼女以外にも初対面の方ばかりでしたが、私の席の右隣のシステムエンジニアの方々や、新婦といっしょに芸をしていた地元の暖かいお友達、全てのお友達の質が高く改めて新婦の人となりに感心させられました。
新郎様の力強い友人の方々も、最近減少傾向の古き良きタイプのお友達に思えて、良きパートナーの二人にとって頼もしい仲間たちとして、お似合いだと思いました。
結婚を機に、ますます成長していく二人の活躍が楽しみですね。