遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

雪渓とお花畑と温泉と

2000-08-10 18:53:01 | 登山・ハイキング
8月の暑い盛り、いつもの山仲間(温泉登山部)と白馬岳ー白馬鑓温泉へ行ってまいりました。

8/3日の最終米原行きのJR東海道線で出発。名古屋駅でG夫妻、大垣駅で、Tリーダーと合流。Sさんの顔が見えず大垣駅で捜しましたが不明。案の定米原駅で私たちを待っておられました。これでチャーターメンバーが始めて6名揃い記念すべき山行となりました。
そこでまず、缶ビールで乾杯。米原駅の自動販売機は12時過ぎでもビールが買えました。

米原から福井ー金沢ー糸魚川経由で、大糸線白馬駅へ。途中列車の中の冷房のよく効くこと。トイレへ行く人が多いし、寒いしおもわず長袖のシャツをはおりました。
白馬駅へは朝6:30頃の到着でしたが、沢山の人が下車。登山の出発点猿倉へのバスは増発便が出るほどでした。
我々は焦らず、信州蕎麦でで腹ごしらえ。暖かいとろろ蕎麦が胃にじんとしみました。

猿倉まで30分足らず、ツアーの団体さんも2,3組いて、おお賑わい。8:10頃いよいよ登山開始。白馬尻までは団体の人達と前後して、林道から山道へ。白馬尻の村営小屋でチョットだけ、ビールで喉を潤し(ボトル缶を水筒代わりにするという大義名分がありますので)雪渓下へ。軽アイゼンをつけて、雪渓の上へ。雪はガシガシで、ゴミや土が乗って、あんまりきれいとはいえません。うろこ状にへこんでいて、歩くには快適でした。しかしなにより涼しい。冷蔵庫の中を歩いているようなものです。
すぐ上に見えている、雪渓の終わりまで、なんと2時間ちかくかかり12時近くにフィニッシュ。

そこで、昼食。駅で買ったおにぎりが、めっぽうおいしく、またTリーダーの入れてくれた食後のコーヒーで大満足。ところがそこからの登りが足が動かない。寝不足と満腹、雪渓で足が冷えたのか鉛のような感覚でした。
それでも、小雪渓を過ぎたあたりから、高山植物が群生しはじめると、G夫妻の天下。白、黄色、赤、むらさき、紺、など(岩ぎきょう以外は名前を忘れてしまいました)の花が咲き乱れ、花の名前を聞きながらのんびりと頂上を目指しました。頂上近くの村営小屋で、元気なアルバイトの「ごくろーさんです。もうひといきでーす」の声についつい、そこで休憩。生ビールをグイッと一飲み。そのうまいこと。至福という言葉があるとしたらこのことでした。

おもわず、Tリーダーがもうここで泊ってもいいや、と言ったほどのビールを後にして頂上下の白馬山荘へ。そこへの道もお花が咲き乱れていました。2:40頃到着。
小屋へついて、「頂上まで行こう」と呼びかけたのは、なんとGさん。Tリーダーは私は小屋にいますと珍しく休憩。Sさんと、我が夫婦と五人で登頂。往復30分程です。
雲が湧いてきており、途中ブロッケンも見え、西のほうの清水岳、南の杓子、白馬鑓も雲の合間から良く見えました。

小屋に戻って本日の酒盛り。8畳の部屋に6人はまだしも、「ひょっとすると後5人はいってもらうかも」といわれたのですが、それはなく、Sさん、G夫人の話題をを中心に大いに盛り上がりました。
おかげで、食事のときに用意したビールがなんと余ってしまいました。あすはここに1500人が泊る予定などと、恐ろしいことを聞きながら、全員前夜の寝不足、本日の疲労、飲酒と三つの条件を満たしており、いびきの大合唱で8:30頃就寝。


(つづく)

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