やっと夜が明け始めた
草原を抜け
街並みを通り
バスは走る 運転席横に寝そべる助手
やっと空港に到着
カラカスからは20日(火)午後11時発。同じ飛行機便で行く予定だった内海君という若者を加えて計5名、遼馬と現地ガイド、運転手、交代要員、それになんだかよくわからないが運転助手か雑用係みたいなプラプラしている若者と計10名が小型バスで10時間の陸路でプエルトオルダスの空港へ向かった。
カラカスのデモ実施場所は都市部なので方向が違い、危険は少ないが、なにせ道路事情が悪い。街灯の殆ど無い暗い夜の未舗装道路をガタゴト跳ねながらひたすら走る。夜中とは言え2,3時間間隔でトイレ休憩を入れる。GSや、休憩所のないところは道端でバスを止め、乗務員はバスにおしっこを引っ掛けている。流石に我々は近くの草むらで用を足した。
石油コンビナートか、石炭コンビナートかわからないが夜空に何本も赤々と炎を上げている煙突を取りすぎ、やがて白白と明けてくる草原を抜け、街を通り過ぎると、長いバスの旅も終わりに近づく。役割のよくわからない若者は、運転手と交代要員の間に寝そべって、しょっちゅう何か話しかけている。どうやらそれが仕事らしく、運転手の眠気防止の話し相手らしい。いろいろな仕事があるものだと感心。
バスの座席では十分な睡眠は取れなかったが、予定通り10時間と30分位で無事に快晴のプエルトオルダス空港へ着いた。
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