好天が続き爽やかだ。早速、秋の中仙道を歩いた。(この記事は10/4日のことです)
石畳の残る中山道紅坂一里塚里山
中央線武並駅下車。さわやかウオーキング常設コース。
里山の道を文字通り爽やかな風に吹かれ、歩き始める。我々の他には、男女4人組だけ。
藤村高札跡を通り、2.3軒の集落を抜けると、そこから、「中仙道」の表示。
一応石畳の道が続き、木漏れ日が風に揺られて動いている。小川には小魚が煌き、道には栗が落ちていた。
大きいのを選んで拾う。田へ出ると、そこは紅坂一里塚。
林の縁をなぞるような山道をたどり、里へ出る。農業用水のため池などがあり、のんびりした
である。村の人に出会う。「どこに行くんだね」「恵那です」「恵那は今お
祭りだよ」と教えてくれる。暫くして公設の四ツ谷休憩所。
四谷休憩所
小さな渓を渡ると(乱れ橋といって昔は岩も流す急流で、飛脚が金を出し合って橋を架け、
2文の料金を取ったといわれるが、今は飛び越せそうな小さな流れである)。上り坂になりこれを乱れ坂という。
急坂のため、大名行列が乱れ、旅人の息も乱れ、女人の裾も乱れたところから、その名が付いたという。
乱れ坂標識姫御殿跡槙が根追分
首なし地蔵、姫御殿跡を過ぎ、槙が根追分へ。ここで伊勢への道と分かれる。
ここで本日二組目の夫婦連れに出会う。私と同じ年くらいの仲のよさそうな二人だ。中仙道を踏破しているとのこと。今日は中津川から来たと言う。
恵那市の35周年記念事業で出来た、桜100選の西行の森公園へでる。19号線や中央高速が一望できる見晴らしの良い公園である。
西行の森公園槙が根の一里塚
槙が根の一里塚(中仙道の中でも、もう一里塚は3.4箇所しか残っていないそうだ)までくると、ここからは下り一本道。よく整備された道が続く。途中伝説の西行塚へ寄り、案内板を通って、恵那の街中へ。
伝説の西行塚中仙道案内板
今日はお祭りの一日目で、駅前は縁日のテント張りの真っ最中。明日なら松茸の路傍焼きのイベントがあったのに残念だ。
全工程約3時間の心地よい林間、里山歩きだった。紅葉はまだ少し間がありそうである。
あちこちに盛りの彼岸花が咲いていた。
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