いやはや30分ほどの間に二度も。助けられた。
会合に出席しようと名古屋(金山)に向かったおり、金山駅で降りようとした際、ドアーの前で若い男性に後ろからトントンと肩を叩かれた。「忘れ物です」メガネケースを差し出された。電車がホームに入るまで夢中で本を読んでいたので、あわててメガネを裸のままポケットに入れて降りた。ケースを座席に置いたまま、忘れてきたのだ。丁重にお礼を述べ受け取った。親切な人である。声をかけるのに少なからず勇気が要ったろう。
金山駅で降りて地下鉄に乗り換え、「ユリカ」を購入。その際カバン、傘、本を入れた封筒を脇において切符販売機を操作した。地下鉄に乗って一駅通過したとき、封筒を持っていないことに気づき、あわてて金山駅に戻る。販売機横には何も残ってない。念のため手近にいた駅員に「忘れ物は無かったか」と聞いたら「先ほど届けがあった。あなたのものかどうかは分らないが、駅長室にきいてみてくれ」とのこと。駅長室に届いていた。封筒(本)は無事戻ってきた。どんな人か知らないけど、わざわざ駅員に届けてくれた人に感謝。
こうしてみると、名古屋市民?はまだまだ親切な人が多い。忘れ物を積極的にとどけてくれる。いい街だなあ~。
自分の耄碌を棚に上げて、市民の評価も無いものだが、助け合いの精神を垣間見たようで、なにかとっも嬉しい気分です。まだまだ日本も捨てたものではない。