遅いことは猫でもやる

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自然派

2009-03-18 10:09:40 | 雑感
 
 知り合いの歯医者さんから、自家製の甘夏を頂いた。

その人の自宅の庭でなったものの、おすそ分け?である。
この家は豪邸であるので、このほかにも敷地内で果実ができる。秋には柿が沢山なり、これも頂いたことがある。
知人は少し恥ずかしそうに「酸っぱいかもしれないが、これ貰ってくれる?」とビニール袋を差し出す。実に謙虚である。
ずっしりと重く手にこたえる。12.3個はあるだろうか。

以前頂いた柿もおいしかったが、この甘夏はいかにも自然の香りがして、おいしい。
顔つきはいかにも「田舎モノ然」としたニキビ面だ。でこぼこしており、皮も厚い。
食べてみて印象がガラッと変わった。
中味が瑞々しくて、爽やかである。思ったほど酸味は強くなく、水分豊富である。
どちらかといえば、昔重曹を付けて食べていた、夏みかんに近い。あれほど酸っぱくはないが、きちんと酸味は残っている。田舎の良さが残っている男子高校生みたいだ。

私は従来この手のかんきつ類では、「はっさく」が好きであった。(写真左の一個)
比べてみると、「はっさく」は都会の女子学生のようだ。つるっとした顔つき、薄い皮、中身もみっしりと果肉が詰まっている。酸味は殆どなく、ほんのり甘い。これはこれで美味しいのだが、すっかり、頂いた自家製・無農薬(肥料はきっと少しは施肥をしているのだと思われる)の甘夏のフアンになってしまった。見た目より中味ですなあ。自家製恐るべし。

ごちそうさまでした。