権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

♪天城越え♪

2014-03-25 23:28:01 | 音楽

いつもはブラフォーとかその関連の音楽の話題なんですが、今回はド演歌の「天城越え」。
先日のカラオケパーティでも爺どものリクエストが飛び交ったこの歌、実は特別な思いがあるんです。

20年程前にカラオケの機械を開発しておって、そのサンプル曲がこれ。開発途上で何度も聞いたこの曲(歌は無いので)は確かに途中でテンポがずれたりモタついたりして、なかなか再生に難儀したものだった。おかげでこの曲が(特にイントロが)流れ始めると当時の心境(ドキドキ・ハラハラ)を思い出し、なぜか切なくなる。

</object>
YouTube: 天城越え 石川さゆり
ともかく、良い曲、良い詩で、それなりの人が歌うとそれは見事にはまる、先日もじっくりと聞かせて頂いた、それなりの人が歌うと本当に名曲だと思う。
でもやはりなんだか、当時の心境(当時は生きるか死ぬかぐらいに追い詰められていた)が体中を巡りて複雑な心境にもなる。

さて、この当時の他の開発サンプル曲はビリー・ジョエルの「オネスティ」、こちらも誰が選んだか知らんが暗くて気が滅入る様な心境になった曲、で、こちらは聞く気すらしない。

開発途上では、テンポがずれたり、途中で止まったり(フリーズ)、字幕と音がひどくずれたりとか、本が一冊書けるほどの経験をさせて頂いた。今では本当に感謝している。
このカラオケ機は1995年の10月に製品は市場投入され、その後も販促活動に引っ張りまわされたりとか、大手量販店でヘルパーとして売り子に出されたり、大変な目にあった。記憶頼りに書いているのでウィキの記述とずれるかも、なお電気量販店でメーカのジャンパを羽織ってる人はメーカから量販店に人質としてとられたヘルパーと呼ばれる人たちです。)
そこでこの時期か翌年か、多分紅白歌合戦だったと思うが、石川さゆりの「天城越え」を初めて見聞きした所、その素晴らしさにいたく感動した。
そして正月になってTVドラマで松本清張原作の「天城越え」を見た、こちらも面白かった。
二つの「天城越え」に遭遇したこの頃は、我が人生でも特別な時であったかに思う。

なおウィキに記載の”不調の原因”は誰が書いた知らないが七割方この通りだと思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「K氏を囲む会」と「ケーシー... | トップ | サクラ水産 with Mr.OMG »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事