三遊亭圓生師匠(六代目)の「真景累ヶ淵」(しんけい・かさねがふち)を漸く聞き終わった。
なにしろ大河ドラマで全8時間にも及ぶ。
1.宗悦殺し 01:06
2.深見震五郎 00:56
3.豊志賀の死 01:07
4.お久殺し 01:03
5.お累の婚礼 01:07
6.勘蔵の死 01:13
7.お累の自害 01:00
8.聖天山 01:01
各エピソードは単独でも面白いが通して聞くと、先祖の因果が子孫に仇を為すという誠に見事な大河ドラマ。
古典落語でも怪談噺として昔、夏場にはかなり受けたらしい。
落語の怪談噺と言えば何と言っても「牡丹灯篭」だけどもこちらの方が怨念の恐ろしさを感じる。
名人の六代目三遊亭圓生の語り口は誠に見事で、ゲラゲラ笑う面白さよりはラジオ・ドラマの様な臨場感の面白さ、
三遊亭圓生 怪談真景累ヶ淵(1)「宗悦殺し」
いずれ「牡丹灯籠」なども。