権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

最近見た映画たち(良くも悪くも)

2016-12-21 15:23:41 | 映画

最近見た映画の感想などを

発狂する唇><血を吸う宇宙
つい先日、大森の場末の映画館の二本立てで鑑賞、何ともハチャメチャでグロイ喜劇だった。
典型的なカルトムービーで、良いと思われる人には誠に良い映画で、そうでない人々には誠に結構でない映画。
わりとこの手の映画は好きなんだけれども、これは嫌い。
50年前のポルノ映画みたいな感じ。(気になるならリンクをたぐってみては)

ジャッジ 裁かれる判事
◎の映画、ロバート・ダウニー・ジュニアとロバート・デュバルの絡み合いが最高に良い。
母の葬儀のため久々に帰郷したヤリ手弁護士のハンク・パーマー。地元で長年判事を務め、人々の尊敬を集める父ジョセフとは折り合いが悪く、現在はほとんど絶縁状態。葬儀が終わり、早々に引き返そうとしていたハンクに思いも寄らぬ一報が入る。なんとジョセフが殺人の容疑で逮捕されたというのだ。ところがジョセフはハンクの弁護を拒絶してしまう。それでも、頑固に正義を貫いてきた父に限って殺人など犯すはずがないと確信していたハンクだったが…。

ローバート・デュバルは紛れもなく名優。この人の出演する映画ならば映画館に足を運んでも間違いはない。

目撃
これは実時間で映画館で見て、最近またTV放映で見た。
傑作サスペンス、やはり良い物は何度みても面白い。
 大統領の犯罪を目撃した男が、暗殺者に命を狙われながらも真実を明かそうと孤独な闘いを繰り広げる、クリント・イーストウッド監督・製作・主演の作品。
 プロの泥棒ルーサーは、次のターゲットをヴァージニア州の高級住宅地に居を構える大統領の後援者サリバン邸へ狙いを定め、一家の旅行中、サリバン夫人の寝室にある金庫の中身を盗み取ろうと忍び込む。だが、そのさなか、サリバン夫人が大統領リッチモンドを連れて帰宅し、口論の末に夫人がナイフで大統領に怪我を負わせた直後、シークレット・サービスが夫人を射殺するところを目撃してしまうのだった。そして彼らが事件の揉み消しを図る中、ルーサーは証拠となるナイフを持って逃走する。やがて、事件の真実を白日の下に晒そうと決意するルーサー。しかし、これを機に身の危険が迫り、窮地に立たされてしまう…。

この映画はE・G・マーシャル、ジーン・ハックマン、エド・ハリスに加えてイーストウッドやらの名優達が見事に絡んで、それはそれは見ごたえがある。
E・G・マーシャルもこの映画が事実上の最終作、この人の出る映画は皆引き締まった良い作品だった。とりわけ「12人の怒れる男たち」の最後まで有罪票を投じた理論的な陪審員やら「ケイン号の反乱」の検事とか、社会派映画の出演が多かった様な気がする。残念ながらいずれもTV画面でしかみていない。 
そういえば「24」のパーマー上院議員の役者と彼の細君の女優が結構な役で出ていた、時間が経ってからみるとこんなのも楽しみ。 

<24>
これは映画ではないが、以前(10年以上前)レンタルDVDで見たものを、現在BS-NHKが毎土曜早朝に放映してくれていて、今は11:00~12:00位。
たいしたことぁ無いと思って録画して見始めたら、毎時、危機とドラマが到来して流石米国TVシリーズ、飽きさせない。
思えばキーファー・サザーランド も偉大な父親(ドナルド・サザーランド)の影で、ようやくこれで一本立ちした感がある。
これは今夢中。 

 

コメント
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