とうとう大河ドラマ「朱蒙チュモン」全81話を途中補完法により視聴完了。
補完法とは貸出し中のDVDを飛ばしてネットで内容を確認することで見た様な気になって先に進むこと。(勝手に定義しているだけなので悪しからず)
全81話は途中で延期した様な気配が濃厚で、全50話位なら間違い無く傑作シリーズだったと思う。
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でも面白かった。 登場人物のキャラクター所感などを。
全体を通じて時代考証はどうなんだろうと思う、18世紀を舞台にしている「イ・サン」との時代差を感じない。
・チュモン:この役を演じた役者はハッキリ言って大根。 全編通じて3種類位の表情しか作れない。
・ソソノ :綺麗な女優なんだけども、老け役が出来ないので、後半以降子持ちの母親が全然駄目。
でもこの二人の人気で爆発したんだろうな、このドラマ。
・クムワ王:なかなか見事な役者だったし良いキャラだった、この役者がこのドラマをきっちりと締めていた様に思う。
・ユファ婦人:この女優さんは上品で上手い。 この人の登場シーンで目頭の熱くなるのが結構多かった。 王が意識不明の宮中でのメリハリぶりは秀逸で、老け役も良かった。
残念なことに、肝心のこの人の死に様は補完法でごまかしたので見ていない。
・ヨンポ王子:この頼りなさと終始悪巧み付けのキャラクタはこのドラマの息抜き所、見ていてファンになった。
・テソ王子 :ヨンポとくればこの人、このキャラは護衛総官ナロとの「なぁ、ナロよ」「ハイ、王子様(機械的に)」の会話、これに尽きる。
・王妃 :このキョン・ミリという女優さん、チャングムで散々意地悪してくれたチェコサングン様、今や「イ・サン」 でも性悪ぶりを発揮、もうこの手のドラマのこの手の役はこの人じゃなきゃ駄目。
さて、この話はBC1世紀の高句麗建国の物語で朝鮮民族が、BC2世紀頃に漢の武帝が領土を拡張した時期の朝鮮半島支配以来の、漢から独立をテーマにしている。 漢は高句麗建国と時期を同じくして滅びているので、このドラマの様な”ドラマ”が事実あっただろうと思うし、韓国の人々がこのドラマに熱中するのは至極自然。
この高句麗は唐の時代(9世紀ごろ)まで続くらしいからまさしく1000年王国。
本編とは全然関係無いけど、このカメラはCANON EOS Kiss 7 でフィルムカメラ。
我が家に有ったもので愛用しようか、どうしようか思案中。ランニングコストがなぁ。